介護の危機
4月26日とちぎ地域福祉ネット (栃木県移送サービス連絡協議会 &非営利在宅福祉連絡協議会)の総会がありました。議員になってから参加している団体です。
栃木県内の主にNPOで介護関係の事をしている団体の代表が参加しています。介護保険の改正は目まぐるしく、常に情報を入れてないと政策に反映できません。こちらでは最新の介護情報を教えてくださり、県内の方々の話から、各市町の行政の動きも知ることが出来ます。毎月第四木曜日に開催されます。
総会
代表の菅野忠雄さんのFBより
現在登録会員は31団体個人で県内各地から参加している。毎年2団体程度加盟してくれておりうれしい限りだ。同じ志を持つ人たちの集まりで課題も似通っている。30年度の定例会のカリキュラムの提示では、毎月行われる学習会では、各団体の紹介と事業運営に係る運営方法など多岐にわたる。地域の力が集まる定例会は有意義な場となっている。
今回は多くの団体が参加していましたが、毎月の参加は減っていること、移送サービスの講習会参加者も減っていること等課題が挙げられていました。
私からここ主催で、県内で介護関係の講演会開催を希望しましたが、市町村単位での開催が参加者が多くなり有効だと菅野さん。日光市で開催の機運がなく、どうしたら開催出来るのかと悩んでの提案でした。トホホ(;_;)
菅野さんはNPOエプロンさんの事務局長。20年来の知り合いです。そもそも平成8年頃に、当時介護関係の県内の市民団体3つが集まり話し合いを始めました。その時に私は日光市のNPOウェーブさんの理事として参加してました。息の長い集まりです。
座談会
各団体から自己紹介がありました。運営状況の中で、多くの団体が介護保険改正で減収。赤字運営な所が目立ちました。
各団体の取り組みは、介護に止まらず、学童保育もやってる所もあります。様々な取り組みと行政とのやり取りも聞けて本当に参考になります。
日光市で障害者の方の送迎に関して、切り下げがあったことを知り、調査しなければと思いました。
送迎関係はどこも人員不足で課題が大きい。
協議体の運営は各市町でばらつきが大きく、有効に機能しているところは少なく、皆様何かしら不満が大きいようです。
協議体についてご存じの方が少ないと思います。国の事業ですのでご紹介します。
生活支援体制整備事業
協議体と生活支援コーディネーター
介護保険が始まり、3兆円から10,4兆円まで費用が膨らみ、2025年高齢者がピークになると、更に費用負担が増える危機的な状況に、政府は費用抑制策を考えて、打ち出して来たのが、生活支援体制整備事業です。
もう介護保険のように専門家に頼むと費用負担が大きい。地域のボランティアを育成して介護にあたって欲しい、そのための地域の人材の掘り起こしをする、そういうのが目的の事業です。
って言うのは私の解釈で、厚生労働省は、地域の特性や資源を活かし,生活支援や介護予防サービスの創出による地域の支え合いの体制づくりを目指して,生活支援体制整備事業(協議体の設置・生活支援コーディネーターの配置)を行っています、と。
生活支援体制整備事業の内容は
以下の2点です。
地域包括ケアシステム構築のため,協議体(高齢福祉を考える場)の設置を進めています。
また,地域における生活支援等の体制整備に向けた調整役として,生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)を各地区に配置しています。
協議体(高齢福祉を考える場)とは
医療・介護の専門職,地域住民,行政や地域包括支援センターなどで構成され,定期的な情報の共有や連携の強化,課題解決のための取組の検討などを目的として設置された話し合いの場です。
協議体は,対象区域に応じて第1~3層の協議体があり,これらは互いに連携して取り組んでいきます。第3層協議体だけでは取組が困難なことは第2層協議体が支援を行い,第2層協議体だけでは取組が困難なことは,第1層協議体が支援を行うなど,重層的に機能することになります。また,地域課題の解決に向けて,住民,関係機関及び行政などが連携を強化し,一緒にアイディアを出し合って,具体的な支援等を検討します。
生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)とは
生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)とは,協議体の設置・運営支援等を行う,各地区に配置された調整役です。
関係者間の情報共有などによる「ネットワークの構築」,地域に不足するサービスの創出などの「資源開発」,地域の支援ニーズとサービス提供主体の活動のマッチング等を行う「ニーズと取組のマッチング」を行います。
日光市は社会福祉協議会さんに委託し,配置しています。
日光市の生活支援体制整備事業
市民福祉常任委員会で社協さんに委託している事業の進捗状況を聞く機会がありました。私は委員でないため、傍聴してました。委員より事業の進捗を尋ねる質疑に、市民福祉部長より、社協さんの事業報告で、高齢者の「居場所」を作る必要性があると出ている。委員より「居場所」はどんな内容で、市内に何ヵ所必要で、どれ程すすんでるのか、その費用負担はいくらなのかと質疑がありました。部長はその辺具体的な話しは出てないと答弁。
委員よりそれで良いのかと。
社協さんに既に事業委託して3年目で2年間で4000万円を超え
ます。調査するには充分な時間と予算がついていました。それで費用負担も明示がないでは、予算の組みようもないです。
日光市には既にオアシス支援事業という居場所事業があります。市内に16ヶ所あります。それでは足りないと言うことなのか、そことの整合性をどう考えているのか、この時もそれに触れられる事はありませんでした。
生活支援体制整備事業は皆様の老後の安心が託された重要な事業です。もっと多くの人に関心を持って欲しいです。全国の市町村では、ホームページに検索かけると出てきます。残念ながら日光市では検索かけても市のホームページに何をしているか情報が直ぐに出て来ません。
国の政策でありながら、有効に運営されていないのであれば、議員として提言していかなければなりません。
今後も出来るだけ参加して情報収集に努めてまいります。
協働の極意を学ぶ~濃密すぎて( ̄0 ̄;)ヘトヘト~
4月20日(金)から21日(土)の2日間【NPO法20周年記念:これからの20年も、社会に貢献できる支援者を目指す人のための踏み込んだ支援と協働に関する合同研修会】
--------------------------------------------
【第①部】
先駆的なしくみ事例から学ぶ、協働推進のこれまでとこれから
(ソシオマネジメントスクール)
〇日時:2018年4月20日(金) 10:00~12:00
〇会場:岡山市勤労者福祉センター
〇講師:川北秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者)
〇内容:協働の必要性が指摘され、先駆的な取り組みが始まって20年。しかし、うまく進んでいない地域が大半です。先駆的なしくみづくり事例を学ぶとともに、「協働環境調査」の自己採点(事前課題)に基づいて、課題の原因を確認し、改善策を作成します。協働のしくみづくりを基礎から見直す1回完結の講座です。
〇主催:IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
〇共催:中国5県中間支援組織連絡協議会
川北節健在
緻密なデータ分析と辛辣な物言い、川北節を10数年ぶりに聞きました。行政の協働が進まないのは行政が本気じゃないから、と一刀両断。事前課題も出ていました。まず自分で考えてみろ、との課題が出されてました。川北さんの研修会は聞いて済ませたいは通用しません。
少子高齢化の深刻さは、住民自治を進める他はない。それを後期高齢者、独り暮らしの増加をデータで示し、高齢の女性の独り暮らしが多いのに、自治会長が男性で、女性の事がわかるのか、そこからして間違ってる。
協働の条例は各地にあるが作りっぱなし。協働の目標も行政にない、だから評価もない。ルールなきところに良い協働は生まれない。
財政難で扶助費が賄えない時代に突入している。公共施設マネジメントを進める、要介護者を予防・回復させる事が最大の予算削減効果だ、等議員には最適な内容でした。
【第②部】
この20年でNPOと支援はどう変わり、これからの社会のために何をすべきか。~課題解決に本気で挑むための協働・コレクティブインパクトと市民の可能性~
〇日時:2018年4月20日(金)13:00~17:30
〇会場:岡山市勤労者福祉センター
●基調講演:川北秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者)
●分科会:岡山市内の協働実践者及び中国5県の中間支援組織
〇内容:NPO法20周年の節目を踏まえて、「この20年でNPOと支援はどう変わり、これからの社会のために何をすべきか。」というテーマでのご講演と、岡山市において多様な主体で展開されている課題解決のプロジェクトを問題構造の全体を意識しながら編集し、その成果と課題を共有すると共に次に何をすべきかを考える分科会をSDGsの目標にも引き寄せながら
「社会的孤立と生活困窮(SDGs目標①)」
「エリアマネジメントと集落自治(SDGs目標⑪)」
「教育と人づくり(SDGs目標④)」の3テーマで開催します。
〇主催:中国5県中間支援組織連絡協議会
岡山市・岡山市ESD・市民協働推進センター
〇協力:IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
「社会的孤立と生活困窮」
上記「」の3つ。すべて出たかったけれど、体は一つ。
「社会的孤立と生活困窮者」の内容は以下でした
・「高校生の妊娠とその支援の検討」
妊娠した高校生の支援を考える実行委員会
・「離婚をしようとする親への支援」
家族支援センターみらい
・「養護施設退所後の子どもたちの支援」
NPO法人子どもシェルターモモ
「高校生の妊娠とその支援の検討」
高校の先生が実際に対応した事で、深刻だと思い、今後どのような対応が出来るのかと、一歩踏み出した事例。
妊娠し、罰として中退させられ学歴がないなかでの就職、子育てと、長期的な支援が必要との訴え。実際に担任の高校生の妊娠にあい、妊娠した高校生がどれ程いるのか実態調査に乗り出した。今後どういう対応が出来るのか検討していきたいとの訴えに、大きな問題なので関心もって欲しいと、問題提議されてました。本当にそうだ。
その後隣同士でどうサポート出来るか話し合いました。お隣さんは倉敷市の公明党の議員さん。産科に調査に行った時の話をしました。日光市でも深刻な事例がみられ、一般質問した事をお伝えしました。
「離婚しようとする親への支援」
離婚後の面接交流は、本当に大切なのに、サポートする人がいない事に気づかされました。こどもたちは自分のせいで親が離婚したと思い勝ち。面接交流をサポートする事で、離婚後も親と会える事で、心身の落ち着きを取り戻すので、大事な支援だとの訴えに胸が熱くなりました。
離婚後離れた父親が、こどもに会い、こどもの貧困が目に見えて、父親の養育費支払いが滞りなく行くと。会ったら靴がボロボロ、買ってあげたいが、元妻がどう思うかと相談を受ける。父親がランドセルは買うべきか、こどもに聞いてもお母さんが買ってくれるかわからないと言われ、どうしたらいいかと相談がある。等シングルマザーの困窮ぶりに胸が痛む。
協議離婚が多いが、養育費支払いも決めずに離婚する場合が多い。きちんと決めるためにも、調停離婚を進めたいと。
やはり発表後高校生の妊娠を取り上げた人たちも一緒に話し合いました。明石市では離婚届けに養育費支払いの欄があると、素晴らしい事を教えて貰いました!
✳明石市の取り組み
離婚後のこども養育支援 ~養育費や面会交流について~
まちの未来でもある「こども」を社会全体で守り、健全に育んでいく視点から、離婚や別居に伴う養育費や面会交流などの「こどもの養育支援」について、平成26年4月から「明石市こども養育支援ネットワーク」の運用を開始し、
1 相談体制の充実化 2 参考書式の配布 3 関係機関との連携という3つの観点から支援を実施しています。
また、平成26年10月から、4 「こどもと親の交流ノート(養育手帳)」の配布 5 「親の離婚とこどもの気持ち」の配布 6 親子交流サポート事業の開始 という3つの支援策を追加しました。
さらに、平成27年1月に、7 離婚前講座(こども養育ガイダンス)を試行的に実施しました。平成27年8月には、親の離婚などを経験したこどもを対象とした、8 こどもふれあいキャンプを実施しました。
↑市役所でここまでするとは凄いです!
「養護施設退所後の支援」
高校を行かない選択をすると、15歳で養護施設を出されます。高校中退でも同じ。10代で親の支援も社会の支援もなく、働いて自活する、そんな過酷な状況にいるこどもたち。その事は以前から知ってました。
今から20年ほど前に児童養護施設に見学に行き、上記の事を知り、こどもたちの置かれた環境に驚きました。2才の長男を連れて行ったら、あっという間に連れていかれ、直ぐに縁側から落ちたと、額から血を流している長男に何があったのかはわかりませんが、こどもを連れて行くべきではないと反省しました。
その後、県内で「星の家」という養護施設退所者のこどもたちを受けれている方と知り合い、どうしようもない境遇で、荒れるこどもたちを献身的に支え続ける姿に感銘していました。
岡山でも同様な人がいて、素晴らしい実践をされていました。その影でしっかりと行政の方々のサポートがありました。
発表後同様に隣同士で話し合いました。こういう地道な支援の予算はどうしてるのでしょう?との疑問に、国の予算措置があるが、それだけでは足りないこと、日光市のだいじょうぶさんの事例をお伝えし独自予算であることお伝えしました。どうぞ視察へとも。
このような社会的ニーズが地域にある、それを誰が捉え、政策としていくか、そこは中間支援団体であると。勉強になりましたが、重い課題です。
【第③部】
原因解消に届く課題解決のための仕組みと伴走支援はどうあるべきか
~支援者向けワークショップ~
〇日時:2018年4月21日(土)10:00~13:00
〇会場:岡山県総合福祉ボランティア・NPO会館
〇進行役:石原達也(NPO法人岡山NPOセンター)
〇内容:地域の課題解決においては、認知された課題への対応だけでなく、その原因を分析して対応することや担い手を育むことが必要です。そのための仕組みやそれを確かなものとする伴走支援はどうあるべきかを岡山市のESD・市民協働推進センターにおける取り組みの事例を参加者それぞれの事例を共有しながら学びあいます。
〇主催:中国5県中間支援組織連絡協議会
〇共催:シン・シエンシャ会議
岡山NPOセンターの驚く実践
市民協働推進モデル事業(補助制度)
岡山市にある社会課題の解決を官民協働の手法ですすめるため、協働によってより効果的に課題解決がすすむ事業を公募し、補助金を交付し、岡山市との協働で実施するものですが、実施後は市の一般施策となったり、あるいは団体の公益事業として自立していくなど、新たな公共事業を生み出していくためのモデルとなる事業。
この事業の中で市民団体へは伴走するのではなく、積極的に情報提供し介入していると。
平成27年度からは、協働事業で解決を図りたい課題の深刻さ、解決の必要性など、具体的に現状を把握し分析する、市民協働推進ニーズ調査事業も開始してます。
センター職員が行政の各課に行って、協働の意志があるか、ないならこういう視点はどうかと提案するなど、センターがイニシアティブをとって行っており、驚愕です。
更にそれをまとめ公表し、市民団体から協働の問い合わせがあるという好循環を呼んでいるそうです。
【第④部】
市民活動・市民事業の支援を担う人材の『半人前・一人前』タスク&スキルリストづくり(ソシオマネジメントスクール)
〇日時:2018年4月21日(土)14:00~16:30
〇会場:岡山県総合福祉ボランティア・NPO会館
〇講師:川北秀人さん(IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表者)
〇内容:市民活動・市民事業の支援を担う人材は、施設や機関の増加に伴って増え続けています。しかしその担い手に求められるタスクやスキルの共有や育成は、残念ながら期待通りには進んでいません。支援者に求められるタスクやスキルを基礎から見直す1回完結の講座です。
〇主催:IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
〇共催:中国5県中間支援組織連絡協議会
どこの会社でも採用すべき
人材育成の極意
NPOセンター職員に採用されたら、1日30項目教える。10日で300項目。その項目は鍵の開閉から苦情対応まで細分化。細分化で業務が明瞭になり、出来なければ正式雇用はないと採用の有無も明確になる。
それも半人前コースと一人前コースに分けて考える。
一人前コースは人に教えられるレベル。
という衝撃の話。その後に個人ワークで、半人前と一人前の出来る事をあげていく。挙げられないのは問題と。
旭川NPOセンターでは作って実践されている。見せて頂いたが凄い。
センター職員は事務ができない人は、就職しない方がいいと。運営に事務は欠かせない。それを出来ないと、他の人がやる事になり、他の人の負担になるから迷惑。事務が出来ることが基本。
口が達者なだけの人が希望しがち。そういう人が一番要らないとバッサリ。
支援者は伴走者じゃなく、カウンセラー。自転車の後輪がないような、理想があるだけで機動力がないような団体が多い。そういう人に寄り添って伴走しても前に進まない。そういう団体には機動力がある人を紹介し、介入する、でないと団体として機能しない。
。。。2時間休憩なし。寝てる人にはそこの誰それ、お疲れなら退席していいですと容赦ない指摘。それだけ真剣な川北さん。一般質問の宝庫の話しで、聞き逃すまい、でも、このところの寝不足で目が閉じる、と戦いつつ聞きました。濃密すぎてヘトヘト。
思わず『小豆島』へ
選挙後の疲労のピークに研修へ来てしまいました。
もう心身ともにズタボロ。癒されたい!
せめて海見て帰りたい。足も痛くて歩けない。
研修場からタクシーに乗り運転手さんに
「ここから近い海はどこですか?」
「うーん、小豆島ですかね。フェリーで1時間ですよ」
さっそくググると、オリーブの島等魅力満載😍
大好きな船で島の海❤決定!小豆島へGO!
めっちゃ癒されました。で帰りは神戸までフェリー。で夜行バスで東京へ。バス全然眠れません。余計疲れたよ💧
女性の声を市政に!
12日娘からSOS
マイコプラズマ肺炎をおこし点滴が必要な娘。13日土曜日で保育園ないため点滴の間2才と4才の孫のおもりに急ぎ東京へ。
12日は保育園に行ってるために娘は点滴受けられた。13日土曜日で、通常土曜日は預けていないために預けられない。急な用事には保育園対応してくれないと。が以前の保育園よりは良いです。
娘は東京在住で保活も物凄く大変だった
下の子が生まれた後、復職直前になっても保育園が決まらず、私にみてと言われる事もありました。決まった保育園は兄弟別々。昨年ようやく希望の保育園に兄弟移れた。
前の保育園は親が病気で仕事を休んでるなら、子どもも休ませてと言われ、40度の発熱を隠して保育園に送って行った娘。下の子が食が細く昼食残しただけで、迎えに来てと言われ、仕事と育児の東京での両立の厳しさを痛感。
そのせいか体調を崩すことが増えた娘。医師からも疲れが原因だと言われたと。仕事場でも子ども達の病気で休みが多く、嫌みを言われて転職考えている。
土日開業のクリニック
小児科と内科併設のクリニックは親子を診てもらえ、土日もやってる、日光市でも欲しいと思いました。調べたら病児保育、10代のママの相談、発達障害外来と素晴らしいクリニックでした。
が都会のクリニックは狭い。子ども達で溢れかえってます。
待ち時間、点滴の間2人の男児をみたがもう大変。1人みてるともう一人は違うところへ。中で待ってる事は限界で外へ。2才児を抱っこ紐で前抱きに。が今のものはやり方が難しい(-o-;)悪戦苦闘。
たった1時間のお守りが地獄。娘の偉大さを痛感。25才の若さで、2人の怪獣をいつも穏やかに向き合って育てている。
夫のお弁当を作り、朝に夕飯の下ごしらえまでしている娘。がんばり屋。
お婿さんも朝から洗濯干して、掃除機かけて出勤。めっちゃイクメン。
子育てサービス
薬局でビデオ見せてくれるサービスに感謝!子ども用の椅子まで用意され、やっと2人が落ち着いてくれた。
娘にファミリーサポートセンターの利用すすめるが面倒だと。下の子の娘の里帰り出産で、日光市で利用させてもらい、大変助かり、娘もありがたさは知ってるのに。。。
娘の出産の時に上の孫は当時2才。出産の時に孫の面倒をみなければなりません。議会中に出産になったらどうしようと。自分の出産ならまだ休んでも理解を得られます。女性議員が増えるようにと、議会規則のなかに産休の定めも追加されてます。
が娘の出産で休む事への理解を得られるでしょうか?
通常保育園を利用してない子ども達の一時保育はあります。が孫は日光市在住でないので利用出来ません。
そこでファミリーサポートセンターさんに聞くと、祖母の私が日光市在住なので、利用出来ると。物凄くほっとしました。育児で公務を出来ない事への罪悪感は、ことのほか重いです。
こういう思いをして、他の方の里帰り出産の時のフォローについ
て政策の必要性に気づきました。
日本の子どもは社会の宝じゃない?
孫でこういう思いをしたので、子連れで議会に出た女性議員へのバッシングは可哀想でなりません。
女性のみが育児・介護を担わされ、解決を迫られ、バッシングされる。保育園も騒音の迷惑施設だと言われる時代。これでは出生率はあがりません。
そのためでしょう、女性議員が増えません。日光市も以前は6人でしたが、今は3人です。
海外ではどうだろと疑問にもち、調べました。北欧が一番良い。国政で男性の育休取得も高く、育児で職場を早く帰る制度も整っている。第一残業が少ないお国柄。
世界各国、子どもは国の宝と大事にされてます。
海外では保育サービス使って自分にご褒美してるよと言うと「自分で勝手に産んだんだし、ママここは日本」
。。。育て方間違った?
育児は女性の役割に苦しむ
自分の子育ての時も仕事と育児の両立が難しいと思って来ました。
日本では男女差別が激しいと結婚・子育てで痛感してきました。
大学病院で看護師としてバリバリ働き、海外にも行ってたのに、結婚して見知らぬ土地の日光に。
出産後も働く事を夢見てきましたが、核家族で看護師への復帰は望めず、看護師が天職と思っていた私には、辛い育児でした。
さいわい、平木県議に声をかけて貰い、3人でミニディサービスを開所。その時に長女は3才。平木県議の下のお子さんの4才。
子どもの病気で休んでも理解があり、安心して働けました。
がその後に自分達で立ち上げたNPOでは、ケアマネージャーの専門職でかわりがいないので、保育園児と小学生の子ども達を抱えて、仕事と育児の両立は厳しく、理解も得られず大変苦しい思いもしました。
休んだ分夜中に出勤して働き、結局体を壊して退職。職場の理解の有無は大きいと思いました。
夫も家事もしてくれず、仕事を休むのは自分だけで喧嘩が絶えませんでした。
男女平等ランキング、世界114位の日本
世界経済フォーラム(WEF)より
11月2日、各国のジェンダー不平等状況を分析した「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report) 2017」を発表し、毎年発表している2017年版「ジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)」を公表した。対象は世界144カ国。格差が少ない1位から5位までは、アイスランド、ノルウェー、フィンランド、ルワンダ、スウェーデン。日本は114位で昨年111位から3つ下がった。その他では、ドイツ12位、英国15位、米国49位、中国100位でいずれも日本より上。韓国は118位だった。この指数では、ジェンダー間の経済的参加度および機会、教育達成度、健康と生存、政治的エンパワーメントという4種類の指標を基に格差を算定し、ランキング付けされている。
女三界に家なし
女は三従といって,幼い時は親に従い,嫁に行っては夫に従い,老いては子に従わなければならないとされる。一生の間,広い世界のどこにも安住の場所がない。 女に定まる家なし。
という格言です。しみじみそういう価値観の日本。
女性議員の必要性
そういう体験を強いられる女性。
長女の東京での子育てをみて、自分の時代とどれ程女性の地位が上がったか考えてみても悲観しかないです。
「日本死ね」のつぶやきを山尾衆議院議員が取り上げた事で、保活の異常な大変さがわかった。
私も視察で子育てサービスが手厚い所に行ってます。このように女性ならではの視点が議会に必要です。
体験が政策の必要性に気づかせます。ですから議員には女性が必要なのです。それも一人の体験でなく、女性達皆が大変な思いをしていると声を大きくするためにも、人数も必要です。
出生率は価値観をかえてこそ
出生率はこういう価値観を無くさなければ、あがりません。男女差別の解消こそ、出生率アップの鍵です。
あーーー25年の長きに渡り思ってきた事。
女性の皆様価値観変えるために戦いましょう!
女性の声を議会に!
議員の年末年始
挨拶は大事です!
年末に関係各所にお世話になりましたと挨拶に伺いました。
特に市役所の方々には、挨拶と同時に色々とお話させて頂く良い機会なので、毎年伺っています。
が市役所の方々に挨拶に行くのは、議員では私だけなのか、すくないのか同僚議員にも、市役所の方々にも驚かれてます。
勿論他の議員の方々は、各所に丁寧にまわり、議員はお正月はかえって普段より忙しいです。
市役所の方々に
講演会のお知らせを2件。人権・男女共同参画課に1月11日のDV防止講演会のお知らせを。既に申込み済みと。さすがです。
教育委員会に学校統廃合の講演会のお知らせと公民連携は進ませている、東洋大学の事例のお話もさせて頂きました。講演会参加検討してくださると。
社会福祉課とは中間的就労と、勤労青少年センターの活用について。
中間的就労とは、一般的な職業に就く「一般就労」をただちに目指すのが困難な人が、本格的な就労に向けた準備段階として、公的支援も受けながら、日常生活での自立や社会参加のために働くことができる就労機会のことです。
中間的就労で就労体験や軽作業に従事すると、公的な生活支援の受給は継続したまま、一定の賃金が支払われます。
中間的就労がないと引きこもりの方も生活困窮者の方々も就労が困難です。
私も以前中間的就労団体運営していて、引きこもっていた方は体力の無さが就労にネックになる事がわかりました。体力つけるには軽い運動をして貰う必要があり、引きこもりの方々の居場所には運動が出来る場所が必要です。
勤労青少年センターは運動を出来る場所があり、引きこもりの方々の居場所には良いと思ってました。
中間的就労に良い場所があり、市の協力をあおぎました。
高齢福祉課とは、在宅介護オアシス支援事業の名称変更と介護保険報酬改訂の進捗状況について。まだまだ調整が必要で進捗してないようでした。
NPOの方々に
等々各課をまわりお話させて頂くなかで、これはNPOの方々にお伝えした方が良いと思うと、新年の挨拶に行った時にお伝えします。
NPOの方々にも年末にご挨拶に伺いました。ご挨拶に伺った所で嬉しい出来事もありました。そこのNPOの長年の夢が叶えられ、その現場を案内して貰えました。尽力に頭が下がります。
近々皆さまにも正式にお知らせ出来ます。
NPOの方々は多くてまわり切れてません。4日からまたご挨拶に伺います。
会報の発送
合間に出来上がったリーフレットと会報の発送作業をしています。なのでいつ発送?
大掃除は議員の辞書にない?
いつ大掃除?事務所は片付け途中で泥棒が3回入ったような有り様(((・・;)
我が家は。。。夫にそうじ(とても大そうじまではムリ)お願いし「いつも年末俺じゃん」という夫に、あなたは普段は一切しないでしょ!と心で呟き、家を脱走。
あーーーお節。。。31日に何とか買い作りました。
最後に年越しそばを。。。うそー買ってない💦
「おかあさん、カップ麺もうまいすよ」と娘の夫の心配りでコンビニへ。あー人数分しか残ってない、神様ありがとうございます!天ぷらはきちんと買っていました(((・・;)
『忙しいとは心を亡くすこと』
こんな毎日に思うこと。
忙しさで大事な事を見失わないよーに。
念頭の誓いです。
日光明峰高校と意見交換会
12月25日、教育建設水道常任委員会で日光明峰高校の校長先生はじめPTAの方々と意見交換会を行いました。
陳情不採択に
9月議会で県立高等学校入学選抜で再募集実施を求める陳情が不採択になりました。
陳情は常任委員会に振り分けられ、少人数で充分な意見を述べあい、多様な視点で議論がされ、常任委員会でまずは採択・不採択がされ、他議員は傍聴し、最終の議会日に議長以外が採択に加わり採択・不採択を決します。
この陳情は定員減に悩む高校にとって、再募集をかけられれば、定員を増やすことが出来るという願意 で陳情されたものです。高校の再編は県の権限なので、議会で採択となれば県に陳情します。
陳情に賛成しました
他県で行われていますし、貧困で地元でしか行けない、公立じゃないと厳しいというご家庭にとって朗報だと私は賛成しました。しかし定員減に悩む所が再募集で救われるより、もっと根本的な対策が必要ではないか、弊害の方が多いのではと不採択になりました。議員の賛否は日光市議会のホームページから見られます。
急がないと
不採択にしたものの、定員減に悩み、存続の危機にある高校に対して何もせずに良いのか、意見書を出せないか。と話も聞かないで勝手に意見書もない。そこで日光明峰高校の方々と意見交換会を設ける事にしました。
新聞でも栃木県の第二期高校再編計画が掲載され、その中に明峰高校が特例高に指定され話題になりました。日光明峰高校が2学級特例校に指定され、2学級での生徒募集開始から3年目以降、入学者が2年連続して募集定員の3分の2未満となった場合は、地元地域とも十分に協議し、原則として、統合などを行い募集を停止しますと。
その後今年の日光明峰高校入学希望者が23名とも新聞に出て、危機的な事がわかりました。急いで高校の方々と話し合いをと、暮れも押し迫る25日に行くことになりました。
再建した隠岐島根県島前高校をモデルに
話し合いに際して、高校の方々にどのような事を望んでるのかまずはお聞きします。しかし、日光明峰高校の場合、急いで対応しないと存続できない所まで来ています。
更に来年3月までが任期の常任委員会。至急結論を出す必要がありました。そのためにどのような事が提案出来るのか。
以前視察に行った海士町の島前高校が参考になると思い、委員長にも話して意見交換会に望みました。
隠岐島前高校は人口2300人の所にあり、存続の危機にありました。高校が無くなれば島は住む人が居なくなるとの危機感で、町長、議長、教育長、町民で「高校魅力化プロジェクト」という協議会を立ち上げ、今や進学校として有名になりました。
切実な要望
明峰高校の校長先生とPTAの方々からは、ホッケーが有名で寮さえあれば入学希望者が増えること。県に寮設置要望したが民間で用意して欲しいと言われたが、他県では県の協力で寮が出来ていること。PTAの方の中にはホッケーさせるために、親子で移住してきてかなりの負担になってる事に驚きました。
自転車通学が禁止されており、駅からのバス代が月に10800円掛かるので助成して欲しい。秋の観光シーズンは観光客優先で乗せて貰えない事もあるには驚きでした。
学校でバスを持っており通学の送迎に使いたいと言ったが、県の許可が得られなかったこと。
地元の方々と協議会があるが、もっと日光市として日光明峰高校生を活用して欲しいこと。
様々な意見が出されました。校長先生の尽力に頭が下がると同時に、議会としてもっと早くに何か出来なかったか申し訳ない思いでいっぱいでした。
副委員長の任
副委員長なので質問は最後になります。が1時間の意見交換会で他の委員の質疑で時間オーバーに。私は質問も出来ず、隠岐島前高校の事、市との協議会設置をお礼の挨拶に織り込むようにと委員長から言われ、えーーー。
協議会のような重い提案を、最後の挨拶にするということは、言いぱなしになってしまいます。委員の方々の同意も必要です。当然歯切れが悪くなりました。
が尽力され改善策がない状況の高校の方々から、今度の話し合いはいつですかと聞かれるほど、期待が大きくなっています。隠岐島前高校の取り組みの資料を校長先生にお渡ししました。
明峰高校存続へ向けて、3月の常任委員会の任期までどこまで出来るか、走ります!
適応指導教室を民間運営に!
12月3日、ワカモノフェスタに行って来ました。
ワカモノフェスタとは不登校・引きこもりの方々のお祭りです。
議員になる前に10年ほど引きこもりの若者のサポートをしていました。その時にワカモノフェスタに参加していました。
私がサポートした若者は、高校の不登校から8年間一歩も家を出た事がなかった若者でした。始めはそのような想像を絶する若者がいるなんて思いもよらない事でした。
中野謙作さん
若者と出会ったのは、ある人との出会いがきっかけです。その人は、中野謙作さん。市民活動支援センターを私が運営している時に、中野さんがセンターに来て、引きこもりの若者の居場所をやってくれないかとお願いされたのです。
10年以上前の事です。センターとしてやるわけには行かないので、センターの受託団体のNPOおおきな木で居場所を始めました。
そこで10、20年と引きこもってる若者がたくさんいるという事実を知りました。日光市に200名はいると言われています。
若者のお母様にもあい、その年月の苦しみを聞き、子を持つ親として、その果てない苦しみをほおって置くことはできませんでした。
引きこもりの親の会があることも知りました。
NPOおおきなき木
NPOおおきなき木は、家族や本人だけでは解決しない、社会的なニーズの解決を目指して設立した中間支援団体です。2001年に仲間と共に設立しました。
ですから引きこもりの方々の居場所も引き受けました。
引きこもりの方々のサポートは想像を絶する困難がありました。居場所に来ると言っても来ない人。電話して聞いたことに3分くらい返事がないとか。人と食事したのが数年ぶり。ポットの使い方がわからない。。。
サポート方法が確立されていなかったこと、サポートする資金は公的なものがなく、親御さんから利用料として頂くしかなかった。
それを書き出すといくらでも。。。何せ10年の悪戦苦闘が。いずれ書きます、、、たぶん(-o-;)
引きこもり相談センター「かがやき」さん
私がサポートした若者は、親御さんの努力で外で活動できるまでになってた時に、就職出来るようになるまでをサポートさせて頂きました。
経済的な基盤を市が担ってくれる、それがないとうまく行かないので、議員になったら一番に叶えたいのが、引きこもりの方々のサポート体制でした。
市に訴えて、ついに日光市に引きこもり相談センター「かがやき」さんが出来ました。
その際中野さんにも行政に働きかけて頂きました。ありがとうございます。
栃木県内では県が運営する子ども・若者引きこもり総合相談センター「ポラリス」さんしか引きこもり相談センターはありません。「ポラリス」さんは中野さんの運営する一般社団若年者支援機構さんが受託してます。
適応指導教室を民間運営は脚下
あれ本題から外れてしまいました。
引きこもりの方々のきっかけに不登校があります。不登校の時になんらかのサポートがあれば、長期に引きこもる事はなくなります。
そこで議員になってから、不登校対策にも力を入れて来ました。
日光市にもあり、調査に伺った事があります。
不登校のまま、高校進学も就職もしないお子さんが年間数名います。その子どもたちはどうしてそうなったのか、中学校卒業後の支援はどうなってるのか、その調査のために行きました。
以前高根沢町の公設民営の、適応指導教室「ひよこの家」に10年以上前に見学に行きました。
古民家で子どもたちが生き生きと過ごしていました。
そこから比べると日光市の適応指導教室に色々と思うところがありました。
やはり公設民営が良いと思い、市に提案。。。脚下。
「ひよこの家物語」
そこに参議院議員高橋克則さん、前高根沢町長の「ひよこの家物語」があると聞き来ました。
高橋さんは中野さんから、不登校・引きこもりの方々の話を聞き、適応指導教室を公設民営にすることにしました。
見つけた場所は古民家。高齢者の方の一人暮らしでごみ屋敷。アパート借りて引っ越しませんか?と声をかけ、アパート代を払うことで、600坪、月5万円で古民家は無料で借りることに。
役場の職員ボランティアで片付け。
不登校誤解にみちあふれてる。1軒1軒歩いて説明。地域の方は理解し受け入れてくれた。
15年9月オープン。12月のクリスマスは、地域でひよこの家を支援する会出来、暖かなクリスマスツが迎えられた。が理解は町民全体ではなかった。
95%指示されて当選した。その自分が行くことで理解を深めて貰った。
ひよこの家を支援する会が、小屋を改修。足りない部分議会に。出来た後に予算請求。あり得ないが対応してくれた。
ハコモノ作った。教育委員会は運営しないで欲しい。公設にしたが、とちぎ教育ネットワークに担って貰う。
そこに中野さんがいた。中野さんフリースクールやって大変な子どもたちと向き合って、借金まであった。そういう人に任せたい。
どこでじゃなく、何を学ぶか。
不登校児童いませんという校長先生。保健室登校だったり。そこで学びは出来ない。
学校復帰を目的としない。出席扱いは当然。ひよこの家にいても担当はそのまま。
平成15年。中野さん教育委員会に。教育委員は名誉職。中野さんをどこの馬の骨かと反応。本籍は東京の麹町。
中野さん5万円の携帯代。子どもたちとの話に使っていた。
当初16人。お弁当持ってこられない子どもたちもいた。
ひよこの家14~500万円、町の予算。近隣市町村から来たいとか、義務教育までしか出来ないとか課題がある。
教育長民間人にした。
教育機会確保法
昨年12月教育機会確保法制定。行政とフリースクールの連携をするようにとうたっており、不登校のお子さんの学ぶ場の確保にやっと光があたる法案です。
勉強し市政に生かさねば。
組織も大事だが、人が大事。職員の阿久津正さんがいて出来たこと。癌で亡くなった。
会場から次々に質問が
Q 何故ひよこの家のような事が他市町村に拡がらないのか?
多様な学びが保障されるのに何故拡がらないのか不思議に思っている。組長と教育長の考えの一致が大事。
Q 今のままのひよこの家であって欲しい。
NPO次世代育成が出来、ひよこの家の思いのバトンタッチ。ひよこの家を継続するための条例作りを進めている。
政治は大事❗
やっぱり適応指導教室は民間に!継続して訴える勇気を頂きました❗
現市長は「かがやき」さんを作ってくれ、現市長が選んだ教育長が民間運営に反対。。。
4月には市長選があります。やっぱりトップの決断が困難な状況の子どもたちを救います。市長が任命する教育長も大事。そういう事も理解している市長かどうか。
どうか皆さま困難な時に助けてくれる市長を選びましょう!
その前に自分も当選しなきゃ😓
全国校区小地域福祉活動サミットin NIKKO
日光市藤原総合会館で行われました。
第11回、全国から900名余りの人の参加です。
日光市社会福祉協議会の方々のご尽力で、素晴らしい会が誘致されました。
基調講演「小地域のモト」
牧里毎治さん
1、地域社会をめぐる社会
福祉を語るのが憚れる世の中。犯罪も起きています。
福祉に参加が少ないのは世の中が悪い。生活困窮者、シングルマザーなど大変な人たちがふえ、余力のない人たちが増えています。その影響なので、皆さまの力が足りないわけではない。
社会がズタズタ。非正規、すぐに首が切られる。十分な給与が貰えていない。そういう状態で誰が参加できるか。
なのに自己責任と言われる。
こういう中でも全国には頑張ってる人がいます。そういう人を紹介できないかと、3人くらいで始まった。
2、小学校区の地域福祉活動の今
徳谷さん、地域の子どもたちを育てる。ハートフレンドさん。自分の子どもじゃなく、地域で子どもを育てる、どっかに置き忘れた感覚を実践している団体です。
コスモスの家。川崎市、自分達で保育、介護施設作った。昔活発に活動していった人自身が認知症なると隠す。堂々と言う方が良いでしょう。
そういう風潮の中で、鈴の会ダイヤモンド・クラブさんは認知症の方の家でパーティー。
生活支援コーディネーター介護保険で賄われ良い。追い風だが危うい。サービスやったら対価を払うのは、当り前だが、サービスを提供する、受けとる関係になってそう方向性になれない。
2人だけの関係に。サービス良いとか。悪いとかの話になり、金の切れ目が縁の切れ目。
家族のご飯に対価を払うか。お金が絡まないで関係がある。
スーパーに行く、レジに知り合いがいる、声かける。
八百屋によもやま話があった、商い。
今の世の中はそういう無償のご近所のサポート無くなっている。
3、小地域社会で取り組む意味
身近な問題を身近な人で行う。安近簡短が良い。
肩書きがあるとやり易い。独居老人に肩書きない人が行ったら、かわった人、財産狙い?選挙があるから?と。
委員という肩書きがあると動きやすい。
お金はないが使ってない物はある。空き家。
認知症、障害があっても外へ。小地域なら出られる。
住民であれば参加できる➡「なべ物社会」
4、社会関係資本
100年前から上記の事は世界で言われていた。
精神障害者、認知症排除していた。コミュニティの維持のため。誰かが村の維持のために犠牲になる。椅子取りゲーム。
プラスとマイナス両方ある。
3番目の居場所がない。学校と家の2つだけ。
共有空間。信頼関係があるかないかで、違ってくる。
5、地域社会のこれから。。。未来の夢は
リレーで働く。休み休み働く。働き方改革。今は仕事をしながら地域活動続ける事がむずかしい。
6、大事にしたい基本視点
中卒仕事がない。ヘルパーでもパソコン出来ることが求められる。
繋がるサービス。地域社会のお家芸。
人材発掘。お金がないじゃなく、あるもの探し。
うまく行くところ、地域以外の人を受け入れてる。
大学の先生を入れている。地域留学の勧め
100人以上の人が面倒をみてくれる。ずっと同じところにいない、異動する時代。
里山主本主義➡お金で買えないものがある。
介護保険変わるよ、総合事業に。要支援1、2の人たちが介護保険から切り離され、市町村でサービスを担保するのが、総合事業です。
要支援1、2の方は、今まで介護保険で専門家のケアから、住民が行う事業への参加となってきます。そのための受け皿作り、住民の協力が必要です。
全国サミットでは、皆さんが主役。
第10分科会住民主体を育む場作り
「住民主体」を合言葉に、小地域福祉活動の輪が全国に広がっています。しかし、ときにその合言葉は便利使いされ、気づけば政府や行政、ときに社協や研究者からの押しつけのようになっていたり、教え込まれたりするような場面も少なくないのではないでしょうか。
この分科会では、住民自らが決定し、活動や事業を創っていく過程の中で、ときには対立を乗り越えながらも「住民主体」をいかに育んでいくか、その場づくりを参加者とともに、失敗談を含めてぶっちゃけトークでしゃべり明かします。
実践報告
●NPO法人ハートフレンド(大阪府大阪市) 代表理事 徳谷 章子 さん
ファシリテーター:社会福祉法人 豊中市社会福祉協議会 福祉推進室長 勝部 麗子 さん
ラ・ビスタささえ愛ネットさん発表。
宝塚市のマンション15棟2900世帯。8000人の自治会で立ち上げた組織。主な活動員89名。4名の女性が発表。
自治会で以前から市に介護の事など要望していたが、明確な返答がなかった。
そこで自治会で2012年福祉の勉強。大変な状況をしり、住民に困りごとのアンケートと何か出来ますかと。211名手伝い出来る。
粗大ゴミ出せない人の所に行き、まとめて出した。ここから活動。コーディネーター4人。3ヶ月交代。電話一本持ち回り。
1回1人200円。全額活動者へ。
地域の方が集まれる場を作る
学校の下校時のサポート
活動を自治会掲示板にアップ
お祭りのお手伝いも。
自治会に様々な上手さんがいた。企画上手、編集上手。。。
4人の素敵な女性の発表に、仕事をしてる有能さが随所に出ており、お一人は自治会の現会長さん。ニーズに的確に対応する、柔軟さ、実行力に感服。地域作りのお手本のような方々でした!
NPO法人ハートフレンドさん
徳谷さんは教職に就いていたが、結婚し夫の実家の仕事を手伝うことに。傍ら知らない所での3人の育児。重度のうつ病。回復し子ども会誘われ参加し孤独な育児から救われた。
が子ども会は子どもが大きくなったら卒業。もっと続けたい、それには拠点が欲しかった。
地域の仮設消防署、3400万円で建設も取り壊す事をしり、使わせてと嘆願。市が自治会に無料で貸す。そこで寺子屋を始めた。
子ども6人だけ。電気代も賄えない。
頑張ってやがて250人来るまでに。
寺子屋は利用料無料。仮設はいつまでも使えない。自治会も早く独立してくれと。そんなピンチに文科省の助成金をしる。
助成には団体となる必要性があった。NPOって何?
悩んだら勉強会。
放課後児童ディを始めたのは、経済的に安定した、継続した居場所が欲しかったのと、障害を持ったお子さんの療育の場が欲しいとの声があった。両方を満たすものとして始めた。
不登校のお子さんが多い。緊張感が高いお子さんが増え、母親から離れられない。そこでワイワイクッキング開始。月2回。
中心的に活動する人は47人。他の団体に応援にも行く。
。。。最近嫌な事が多くて、プチ引きこもりだった。
熱い思いの人達に勇気を貰った。そうだ、30代の時に、ミニディの立ち上げに参加し、ホームヘルプサービス団体の設立に参加、市民活動支援センターの母体となる「今市ボランティアセンター」もやってた。手弁当で貧乏だったけど、志で生きてた。
。。。こういう何とかしたい、議員になったのはその延長。
忘れていた熱い想い。ピンチにチャンスをいただいた、ありがとうございます。
大宴会
1日目の締めはホテルに500人?の大宴会。にっこう和楽躍りを参加者で踊る、めっちゃ盛り上がったものでした!