日光市議 阿部かずこ  みつばち通信

市民活動から議員へ。皆様に様々な情報をお届けします。みつばちが花から花へ飛んでいき、受粉し花を咲かせるように、情報が届きそこで花咲くようなことが起こるといいなと思ってます。

先見過ぎた(^_^;)

NPOハートネット


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以前10年程引きこもりの方の支援していました。NPOハートネットという団体立ち上げて活動してました。以下の講座はその時に主催したものです。

ハートネットは残念ながら閉じてしまいました。理由は、引きこもりの方の支援は当時どこからも財政的な支援が得られず、親御さんからお金を頂くしかなく、運営が難しかったのです。

 

200万円の助成金

 

これらの講座は栃木県社会福祉協議会の推薦をうけ、受託出来た助成金で実施できました。

引きこもりの方の支援は大変難しいものがあります。引きこもりの方が引きこもる理由には様々なものがあり、一人一人に支援が異なります。

子どもの頃の病気、発達障がい、親の虐待、優秀なお子さんの挫折等。不登校からの引きこもりの方も多く、高校に行ってない人もざらで就職にも限りが出てきます。

8年間外に出られなかった若者の支援もさせて頂きました。彼は今では立派に働いています。

 

議員になったから見えた数字

 

毎年中学卒業後高校進学も就職もしないお子さんが数名います。

議員になってその数字を知ることが出来ました。議員になったら引きこもりの方の支援体制整えたいと思って来ました。

その子達の支援は中学卒業でなくなります。誰からもその存在を知られることなく、青春時代を自宅にこもる若者。親御さんの思いはいかばかりでしょう。

 

引きこもり相談センター「かがやき」

0288-25-5508

そのためにNPOで出来なかった引きこもりの方の支援、是非日光市自体で実施して欲しいと、一般質問繰り返し、昨年念願の引きこもり相談センターが出来ました。

その影には教育委員会の皆さまが訴えに耳を貸してくださり、市長の尽力で予算化がなされました。県内市町村では、始めての事業です。

 

毎日新聞抜擢 2016年7月

 

日光市は、ひきこもりに悩む市民の支援に向けて「市ひきこもり対策センター」を開設した。本人や家族への総合的な相談窓口として、社会復帰や自立をサポートする。

 
 市が2年前に民生委員らを通じて実施した調査によると、ひきこもり状態の市民は約160人と推定される。なかでも10〜30代は76人で、若年層が半数近くを占めていた。このため、市は若年層への対処が必要として、市独自の対策センター設置に乗り出した。

 対策センターは同市今市のコミュニティーカフェを改修する。運営は市内を中心に活動し、カウンセラーの経験があるNPO「おおきな木」に業務委託する。ひきこもりに悩む本人や家族の来所や電話での相談に応じるほか、訪問相談にも応じる。来所や訪問には事前の問い合わせが必要。

 開設は火曜から土曜日の午前9時〜午後5時。問い合わせは同センター(電話0288・25・5508)

 

NPOおおきな木さん


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中間支援団体のNPOです。市民活動支援センターと在宅介護オアシス支援事業も受託されています。

現在かがやきさん奮闘されています。

私にも引きこもりの方の相談があり、かがやきさんを紹介しています。

しかし当時の私と同じく、支援に大変苦労されています。私も何か力になれないかと、時折訪問させて頂いてます。

 

当時開催しても、引きこもりの方の支援はそれほど注目を浴びず、参加者が少なくてもったいなかった。今再びこのような企画が必要とされいます。誰かやってくれないでしょうかね。

 

NPOスチューデント・サポート・フェイスさん視察


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ハートネットで当時、上記団体の代表の谷口仁史さんにも講演頂きました。そのご縁で、引きこもりの方の支援に不登校支援は重要なので、今年の教育建設水道常任委員会の視察先にさせて頂きました。

同行した同僚議員は凄さに驚き、いつもは質問を熱心にされるのにこのときばかりは、「そうは言っても救えない子どももいるでしょう?」とだけ。

「そういう事はしません。」と谷口さんはきっぱり。

 

あれから10年以上、谷口さんの団体はとんでもない、めっちゃ凄い団体になっていました。7000人の子ども・若者を社会復帰させてました。詳しくはwebで(^_^;)

もうすぐ日光市議会の常任委員会の視察報告がアップされます。

 

(宣伝かよって?宣伝です!新聞で取り上げて貰えない事は自力で宣伝!拡散希望・・・嘘ですよ(-o-;)疲れてるのでちょっとふざけてみました)

 

 

2008-01-29 
ユースコーディネーター養成講座は若者支援の活動をしている方、これからしたいと考えている方のための講座です。


日時:2月10日
テーマ: 「みんなの力で若者の未来を広げよう」
内容: 「自立支援展望~海外事例から市町村事例まで」
講師:宮本みち子氏 (放送大学教授・内閣府ニート対策座長)
「負の連鎖を切る!生活保護家庭への就労支援」
講師:工藤定次氏(NPO法人青少年自立援助センター理事長」
「パネルディスカッション」
宮本みち子氏、工藤定次氏、ハートネット卒業生
阿部和子(NPO法人ハートネット理事長)
会場:宇都宮市 「とちぎ健康の森」
参加費:500円

 

日時:2月16日
テーマ:「不登校、ひきこもり、ニート基礎理解~若者のタイプや必要としている支援を見分けるコツと は?~」
講師:古賀和香子氏 (NPO法人「育て上げ」ネット)
宮城太一氏(たちかわ若者サポートステーション)

 

テーマ:「つながって支える~自立をかなえる道筋に必要なものとは?~」
講師:石井正宏氏 (NPO青少年自立援助センター

 

テーマ:「発達障害者就労支援について」
講師:梅永雄二氏 (宇都宮大学教授)

会場:日光市日光総合会館
この日の夜は、日光霧降校にて交流会・宿泊を行ないます。
受講料:3,000円
交流会費:2,000円 希望者のみ
宿泊費:3,000円 希望者のみ
申込:事前申込 NPO法人ハートネット

 
日時:2月17日
テーマ:「子ども達が私の先生」
講師:安達俊子氏 (青少年自立支援センター「ビバの会」運営委員長)安達先生はヤンキー先生と言われた、現在衆議院議員義家弘之さんの恩師。
 
テーマ:パネルディスカッション
「若者はどこで大人になるか」
講師:安達俊子氏、阿部和子氏、安達尚男氏(若者自立塾ビバ塾長)、小峰克夫氏(栃木県労政課課長)

 

テーマ:「保護者の皆様へ~わかってやること、待ってやること、あきらめないこと ~」
講師:秋田敦子氏(NPO法人わたげの会)

 

テーマ:「精神的サポートを必要とする若者の支援について」
講師:斉藤学氏(精神科医、家族機能研究所代表)

会場:日光市日光総合会館
参加費:無料