日光市議 阿部かずこ  みつばち通信

市民活動から議員へ。皆様に様々な情報をお届けします。みつばちが花から花へ飛んでいき、受粉し花を咲かせるように、情報が届きそこで花咲くようなことが起こるといいなと思ってます。

女性の声を市政に!

 12日娘からSOS

 
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マイコプラズマ肺炎をおこし点滴が必要な娘。13日土曜日で保育園ないため点滴の間2才と4才の孫のおもりに急ぎ東京へ。

12日は保育園に行ってるために娘は点滴受けられた。13日土曜日で、通常土曜日は預けていないために預けられない。急な用事には保育園対応してくれないと。が以前の保育園よりは良いです。

 

娘は東京在住で保活も物凄く大変だった


下の子が生まれた後、復職直前になっても保育園が決まらず、私にみてと言われる事もありました。決まった保育園は兄弟別々。昨年ようやく希望の保育園に兄弟移れた。


前の保育園は親が病気で仕事を休んでるなら、子どもも休ませてと言われ、40度の発熱を隠して保育園に送って行った娘。下の子が食が細く昼食残しただけで、迎えに来てと言われ、仕事と育児の東京での両立の厳しさを痛感。

そのせいか体調を崩すことが増えた娘。医師からも疲れが原因だと言われたと。仕事場でも子ども達の病気で休みが多く、嫌みを言われて転職考えている。

 

土日開業のクリニック


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小児科と内科併設のクリニックは親子を診てもらえ、土日もやってる、日光市でも欲しいと思いました。調べたら病児保育、10代のママの相談、発達障害外来と素晴らしいクリニックでした。

が都会のクリニックは狭い。子ども達で溢れかえってます。

待ち時間、点滴の間2人の男児をみたがもう大変。1人みてるともう一人は違うところへ。中で待ってる事は限界で外へ。2才児を抱っこ紐で前抱きに。が今のものはやり方が難しい(-o-;)悪戦苦闘。

たった1時間のお守りが地獄。娘の偉大さを痛感。25才の若さで、2人の怪獣をいつも穏やかに向き合って育てている。

夫のお弁当を作り、朝に夕飯の下ごしらえまでしている娘。がんばり屋。

お婿さんも朝から洗濯干して、掃除機かけて出勤。めっちゃイクメン

 

子育てサービス


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薬局でビデオ見せてくれるサービスに感謝!子ども用の椅子まで用意され、やっと2人が落ち着いてくれた。

娘にファミリーサポートセンターの利用すすめるが面倒だと。下の子の娘の里帰り出産で、日光市で利用させてもらい、大変助かり、娘もありがたさは知ってるのに。。。

娘の出産の時に上の孫は当時2才。出産の時に孫の面倒をみなければなりません。議会中に出産になったらどうしようと。自分の出産ならまだ休んでも理解を得られます。女性議員が増えるようにと、議会規則のなかに産休の定めも追加されてます。

が娘の出産で休む事への理解を得られるでしょうか?

通常保育園を利用してない子ども達の一時保育はあります。が孫は日光市在住でないので利用出来ません。

そこでファミリーサポートセンターさんに聞くと、祖母の私が日光市在住なので、利用出来ると。物凄くほっとしました。育児で公務を出来ない事への罪悪感は、ことのほか重いです。

こういう思いをして、他の方の里帰り出産の時のフォローについ

て政策の必要性に気づきました。

 

日本の子どもは社会の宝じゃない?

 
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孫でこういう思いをしたので、子連れで議会に出た女性議員へのバッシングは可哀想でなりません。

女性のみが育児・介護を担わされ、解決を迫られ、バッシングされる。保育園も騒音の迷惑施設だと言われる時代。これでは出生率はあがりません。

そのためでしょう、女性議員が増えません。日光市も以前は6人でしたが、今は3人です。

海外ではどうだろと疑問にもち、調べました。北欧が一番良い。国政で男性の育休取得も高く、育児で職場を早く帰る制度も整っている。第一残業が少ないお国柄。

世界各国、子どもは国の宝と大事にされてます。

海外では保育サービス使って自分にご褒美してるよと言うと「自分で勝手に産んだんだし、ママここは日本」

。。。育て方間違った?

 

育児は女性の役割に苦しむ

 

自分の子育ての時も仕事と育児の両立が難しいと思って来ました。

日本では男女差別が激しいと結婚・子育てで痛感してきました。

大学病院で看護師としてバリバリ働き、海外にも行ってたのに、結婚して見知らぬ土地の日光に。

出産後も働く事を夢見てきましたが、核家族で看護師への復帰は望めず、看護師が天職と思っていた私には、辛い育児でした。

さいわい、平木県議に声をかけて貰い、3人でミニディサービスを開所。その時に長女は3才。平木県議の下のお子さんの4才。

子どもの病気で休んでも理解があり、安心して働けました。

がその後に自分達で立ち上げたNPOでは、ケアマネージャーの専門職でかわりがいないので、保育園児と小学生の子ども達を抱えて、仕事と育児の両立は厳しく、理解も得られず大変苦しい思いもしました。

休んだ分夜中に出勤して働き、結局体を壊して退職。職場の理解の有無は大きいと思いました。

夫も家事もしてくれず、仕事を休むのは自分だけで喧嘩が絶えませんでした。

 

男女平等ランキング、世界114位の日本

 

世界経済フォーラム(WEF)より

11月2日、各国のジェンダー不平等状況を分析した「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report) 2017」を発表し、毎年発表している2017年版「ジェンダー・ギャップ指数(Gender Gap Index:GGI)」を公表した。対象は世界144カ国。格差が少ない1位から5位までは、アイスランドノルウェーフィンランドルワンダスウェーデン。日本は114位で昨年111位から3つ下がった。その他では、ドイツ12位、英国15位、米国49位、中国100位でいずれも日本より上。韓国は118位だった。この指数では、ジェンダー間の経済的参加度および機会、教育達成度、健康と生存、政治的エンパワーメントという4種類の指標を基に格差を算定し、ランキング付けされている。

 

女三界に家なし

 

女は三従といって,幼い時は親に従い,嫁に行っては夫に従い,老いては子に従わなければならないとされる。一生の間,広い世界のどこにも安住の場所がない。 女に定まる家なし。

という格言です。しみじみそういう価値観の日本。

 

女性議員の必要性

 
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そういう体験を強いられる女性。

長女の東京での子育てをみて、自分の時代とどれ程女性の地位が上がったか考えてみても悲観しかないです。

日本死ね」のつぶやきを山尾衆議院議員が取り上げた事で、保活の異常な大変さがわかった。

私も視察で子育てサービスが手厚い所に行ってます。このように女性ならではの視点が議会に必要です。

体験が政策の必要性に気づかせます。ですから議員には女性が必要なのです。それも一人の体験でなく、女性達皆が大変な思いをしていると声を大きくするためにも、人数も必要です。

 

出生率は価値観をかえてこそ

 
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出生率はこういう価値観を無くさなければ、あがりません。男女差別の解消こそ、出生率アップの鍵です。

あーーー25年の長きに渡り思ってきた事。

女性の皆様価値観変えるために戦いましょう!

 

女性の声を議会に!