日光市議 阿部かずこ  みつばち通信

市民活動から議員へ。皆様に様々な情報をお届けします。みつばちが花から花へ飛んでいき、受粉し花を咲かせるように、情報が届きそこで花咲くようなことが起こるといいなと思ってます。

議員の重み

8月7日 新庁舎見学会、全員協議会、議員研修

新庁舎

9時から新庁舎見学会でした。正直建設中でイメージがつきにくかったです。様々な事があり、新庁舎で議員として活動できると思ってなかったので、考え深かったです。

作業員の方々の働きぶりに、この方々がいるから出来るんだと感謝ですね。土曜日も働いて作業されてます。

開庁は1月予定です。


紛糾

10時からは議員全員協議会が開催され、新聞にも掲載されましたが、3か所ある文化会館についてとリサイクルセンターの建て替えについてです。

公共施設マネジメント計画で、3か所ある文化会館を1か所にするという方向は示されていました。今回は低利用で未耐震である、日光総合会館と藤原総合文化会館を早期に廃止して、今市文化会館を改修して使用するか、または新たな文化会館を建て替えるかを今年度中に方向性を調整するとの説明がありました。

議案書を読んだときに市長の公約にあるので、早晩提示されると思っていましたが、早急に廃止とあり、これは問題になる、性急だ、質疑しないとと備えました。

8月末頃に地元説明会を実施して、市民検討委員会などで協議を予定しているとも。

その報告を受け、5人の議員から様々な質疑がありました。このような重要な話は事前に常任委員会に図られないのか、私も住民に説明前にここで早急に廃止と報告されれば、新聞報道で知らされ、決まったものと捉えられ、自分達の意見は聞いてもらえないのかと疑念が生まれる、廃止という痛みを生じるものは、順序が大事だと、そういうことは考えられなかったのかと聞きました。

副市長から重要だからこそ全員協議会に図った。との答弁で市長は議員経験でもあるのに議会軽視との質疑もあり紛糾しました。

市長が最後に余裕のない財政状況と、費用対効果を考えながら公共施設等の統廃合は日光市の喫緊の課題なのでスピード感を持って取り組みたかったと理解を求めました。

その後の全員協議会で執行部の今回の提案の仕方、副市長の答弁ついて、議会運営協議会に図られることになりました。

市長にはトップダウンも時に必要ですが、市民の意見を重要視するボトムアップを望みたいものです。


市民の皆さまスプレー缶は穴を開けてください

リサイクルセンターは、平成29年10月12日にスプレー缶の原因による火災で、建物と設備に大きな被害が発生しました。

火災保険を使っても、多額の費用負担が発生するために、交付金や地方債などの利用が可能な、建て替えを考えているという報告です。

改修修理だと、8億4千万円から13億3千万円かかり保険金を一部適用しても全額一般財源で出さなければなりません。処理能力を縮小して建て替えれば約10億円で、交付金と地方債が利用できます。

これから国と県と協議をして、平成32年か33年に建築工事予定となります。


歯痒い

午後は、毎年行われている議員研修会として、市が出資している法人の事業と財務についての説明と質疑が行われました。

円山公園スケートボード利用場の改修工事について聞きました。破損されていたところは改修されたそうです。以前壊れていて使いづらいと聞いていました。

出資法とはいえ、外郭団体で法人独自に運営されているもの。なので研修というあくまでもお伺いするというスタンス。議員の立場とは微妙なものだ、歯痒いと思う日々です(・・;)