日光市議 阿部かずこ  みつばち通信

市民活動から議員へ。皆様に様々な情報をお届けします。みつばちが花から花へ飛んでいき、受粉し花を咲かせるように、情報が届きそこで花咲くようなことが起こるといいなと思ってます。

日光市の素晴らしい政策・団体紹介します! 。。。知られて無さすぎ(^_^;)

15日 8時  マンデーリポート


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森友交差点で平木県議と行いました。

毎週月曜日8時より、市内3ヶ所で行ってます。

市議になって3年、まだまだ知られてない私です💦

 

10時  若年性認知症認知症家族の会参加

毎月第三月曜日日光市民活動支援センターで開催されてます。

地域包括支援センター等専門家の方も毎回参加されてます。

認知症の家族はそれはそれはご苦労が絶えない。ともに悩みを打ち明け、そこに専門家がいることで、解決されることもあります。

専門家もそこまで大変なんだと、解決に向かわないとと、勉強になります。サービスが足りてないといつも痛感してます。出来るだけ参加して皆さまの声を聞くようにしてます。

家族の会の方が望んでるのは、若年性認知症の方の居場所です。

50、60台の若年性認知症の方々が高齢認知症の方の所で過ごすのは酷と。就労も支援があれば出来る。その事を知ってもう3年。願いを今年こそは叶えて差し上げたい。

代表の江連さんと若年性認知症の方の就労支援、今年は見学に行きましょうとお約束しました。

 

もっと多くの人にこの会を知って欲しい。

と思ってたら、在宅介護オアシス支援事業「ちいさな木」さんがセンターにいらっしゃってました。江連さんとお引き合わせし今後参加されると。繋がって嬉しい。

 

✳在宅介護オアシス支援事業

 
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乳幼児や児童、障がい者高齢者に日常的な「つどいの場」を提供し、子育て支援障がい者高齢者の孤独感の解消や生きがいづくりの増進など福祉に関する諸問題を地域で支えていく仕組みとして、平成12年4月より開始した日光市独自の施策です。現在市内に16ヵ所。16ヶ所の委託費7332万円。年間2万4千人利用。

これも全く知られてない💧

 

再会

今回は明神で始まった認知症カフェの見目さんが家族の会に宣伝に来られました。認知症カフェは月1回実施。

日光市認知症カフェは市の事業で現在3ヶ所ありますす。

 

日光市認知症カフェ事業

認知症の人とその家族、地域住民、医療・介護の専門職等が参加し集うことのできる「認知症カフェ」を開設しています。

 

見目さんは元市の職員さん。私が市民活動支援センターの職員時代にお世話になった方です。こどもの虐待問題に取り組むNPOだいじょうぶさん立ち上げに共に奔走した同志。暫く振りに会いました。

見目さんがいなければだいじょうさん誕生はなかった。

 

✳だいじょうぶさん設立経緯


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平成16年、栃木県の小山市で幼い兄弟が虐待死するという痛ましい事件がありました。社会的な注目を集める中、子ども虐待の相談対応を児童相談所(県)だけでなく、市町村でも対応することになりました。その当時の今市市の担当課長が、相談対応の中で支援の不十分さを痛感し、民間の相談窓口を立ち上げようと呼びかけ、NPO関係者、市職員などで勉強会を始めました。その時のメンバーが中心になり、相談対応とショートステイ(短期宿泊)を開始したのが最初です。

 

実績
2006年~ 日光市家庭児童相談室相談事業
2006年~2013年 日光市子育て短期支援事業
2007年~ 日光市育児支援家庭訪問事業
2011年~ 日光市子どもの居場所づくり事業
2012年~2013年 日光市生活保護世帯の社会的な居場所づくり                        支援事業
2012年~ MY TREEペアレンツプログラム運営費補助

                 (栃木県より)
2014年~ 日光市生活困窮世帯の社会的な居場所づくり・

                     学習支援事業

 

✳中間支援団体NPOおおきな木


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私は上記のNPO関係者としてだいじょうさん設立に関わりました。

見目さんから、虐待事案の相談を受け、市も児童相談所も対応出来ない、対応出来るNPOを作りたいと相談されました。

私は当事そのような団体設立を手掛ける、中間支援団体おおきな木を設立し、専務理事を務めてました。

それに先駆け、市民活動支援センターの必要性を前市長の福田あきおさんに提言書提出し、センター準備を整え、現市長の齋藤市長が要望を叶えてくださり、市民活動支援センターが平成14年オープン。初代のスタッフとして勤務してました。

センターは開設時社会福祉協議会が委託し、私は社会福祉協議会の嘱託職員としてセンターに勤務。嘱託職員の私には権限がなく、イベントを皆さまにお知らせするための郵便代すらなく、これではセンターが活きないと思い、おおきな木を設立しセンター受託。私が運営につきました。市民活動支援センターをNPOに委託、これも日光市は県内で初めてです。

そのため自由にあらゆる相談にのれ、調査研究も出来る環境が出来ました。

 

市議NPO職員、行政職員で見学会

そこで図書館で資料を探し(ネット普及してない)、三鷹市の事例集と東京弁護士会の事例を見つけて、現理事長の畠山さん、当事市議であった平木さん、見目さんたちと見学に行きました。

それを元に児童虐待政策を見目さんが提案。見目さんは市の職員でありながら、NPOの理事にもなってくれました。

理想的な協働で児童虐待相談を、市の職員とNPOの職員が協働で受けるという、全国的にも珍しい「こどもと親の相談室」をオープンさせる事が出来ました。

現在では、こどもたちの居場所が2ヶ所。スタッフが学校へ迎えに行き、食事から入浴まで面倒を見て家に送って行ってます。本当に素晴らしい活動をされています。

日光市ではこのようなだいじょうさんの活動に対して、家庭児童相談室費915万円、児童虐待対策費1851万円を支出し、経済的なバックアップをしています。このような体制を以前から取っているのは県内で日光市だけです。が日光市がここまでしてること、知られていない(TT)

 

このような団体が各地に増えて欲しいと思ってます。

理事長の畠山さんは市の事業だけでなく、里親となり、自宅ではご家族の方がファミリーホームも運営され、本当に畠山さんがいたから出来た事です。でも各市町村にきっと1人はいますよ!

 

✳13時30分  栃木県地方女性議員連盟総会


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来年で30周年を迎える、現在50名参加、超党派の、これも全国的に珍しい団体だそうです。

県議会棟で開催。県、市、町の議員30名が参加。濃いな皆さま。

研修会では、子どもの居場所「月の家」を開設している星俊彦氏の講話と、県子供政策課長から県委託の居場所の現状についての説明がありました。

県の居場所事業は日光市のだいじょうぶさんがモデルになったものです。しかし、日光市は独自にしているので、今回の居場所事業の対象になれませんでした。がその事を女性議員のほとんどの方々がご存知なく、全くもって残念。日光市のPR力のなさ、控えめさを痛感。もったいない。

 

でこの長文の記事になりました!

いつも長々とお付きあいくださり感謝です。

この事が皆さま方の自治体のお役に立てば幸いです(⌒‐⌒)