日光市議 阿部かずこ  みつばち通信

市民活動から議員へ。皆様に様々な情報をお届けします。みつばちが花から花へ飛んでいき、受粉し花を咲かせるように、情報が届きそこで花咲くようなことが起こるといいなと思ってます。

こどもの生きる力を信じる、それが親の役目


f:id:abe-kazuko-hope:20170823083534j:image

子どもの学びと未来の語り合い

· 主催者: デモクラティック・スクールつながるひろば

2017年8月20日 13:30 - 16:30
場所         南原地区コミュニティーセンター
参加費 1000円

ゲスト 蓑田 雅之さん(サドベリースクール:東京)

                七田 由利さん(ホームスクーリング:日光市

                 福田 奈奈さん(フレネ教育:日光市

 

最初に参加者の自己紹介で思いの分かち合いから始まりました。ゲストの皆さん各自が経験された子育て、教育実践について、お話し頂き、参加者からの質問を受け付けながら交流しました。

遠くは、松戸市熱海市から計26名(うち子ども4名)参加。

サドベリースクールとは、その子の関心を引き伸ばし、自治する力を育む教育です。http://democratic-school.net/

ホームスクーリングとは、家庭をベースに、その子ならではの学び育ちができる教育です。

フレネ教育とは、子どもの生活、興味、自由な表現から出発し、印刷機や様々な道具、手仕事を導入して芸術的表現、知的学習、個別教育、協同学習、協同的人格の育成を図る教育です。

 

こどもの可能性を信じる


f:id:abe-kazuko-hope:20170828063105j:image

物凄く良かったです。こどもの「生きる力」の土台が作られる時の、関わり方について深く学べました。

学校に行かなくても問題ないとの親の心構えから、過疎で高校から遠方に行かざるおえないこどもとの生活からホームスクールを選んだこと、小学校の先生から自由な表現が出来る環境作りの実践報告など、様々な立場でのお話に、これはお子さんが小さいときの親御さんに聞いて欲しいと思いました。

 

サドベリースクールとは


f:id:abe-kazuko-hope:20170828062224j:image

箕田さんはお子さんが不登校になった時にサドベリースクールに出逢い、通わせた事でかわったのは自分自身だと。大事なのは、こどもは学校に行かなくても大丈夫。親はこどもの「生きる力」を信じること。柔らかな話し方で勇気づけられ、学ぶ動機つけが出来れば、人は学ぶと言う、教育の原点のお話満載でした。

そういう気づきをくれたサドベリースクール、箕田さんがたくさんお話してくれました。ビデオに録ってあります。

要点を書きたいのですが、今頭が良く働いていずまとまりません😓なので箕田さんのお子さんが通った東京のスクールから転載させて頂きました。スミマセンm(__)m

 

東京サドベリースクールはアメリカのマサチューセッツ州フラミンガムの私立校サドベリー・バレー・スクール(1968年設立)をモデルにして、2009年4月に開校した新しいタイプの学校です。
 
東京サドベリースクールには授業がありません。
テストもないし、人から指示を受けることもありません。
クラスも学年もチャイムもありません。
誰かの用意した選択肢の中から選ぶのではなく、まったくゼロベースの中から、自分の好奇心を追及しつくしたり、自分たちに必要なシステムを、自分たちで作り上げたりしています。
つまり生徒たちは、自分でやりたいことや必要なことを見つけ出し、それを好きなペース、好きな方法、好きな人たちと共に活動しているのです。
 
私たちは「人は本当にやりたい、必要だと感じたときに一番よく学ぶ」という考え方を大切にしています。
スタッフと呼ばれる大人は、生徒たちのあるがままを信頼し、彼・彼女らが大好きなことを見つけ、知りたい欲求を追求できるように環境を整え、見守ります。
このように大人の一方的な評価や期待がない環境のなかでこそ、生徒たちは、安心して自分の好奇心をとことん追求し、自らのやり方で学び、自分が大好きなことは何かを知ることができると考えています。
 
この学校では、生徒もスタッフも対等であり、お互いを尊重しています。
ミーティングと呼ばれる話し合いにおいても、学校のルール作りや学校運営、スタッフの人選を含むあらゆることに対して、生徒もスタッフも全員が自分の意見を言い、平等に一票の権利を行使することができます。
生徒たちには「自分のやることを自分で決める自由」があり、「学校を自分たちでつくっていく権利」が与えられているのです。
それらを経験することで、生徒たちは、「自分が何をしたくてしたくないのかをじっくり感じる心」「他人から与えられなくても自ら活動を生み出す自発性」「全てを話し合いで平和的に決めていけるコミュニケーション力」といったことを、体験を通じて学んでいきます。
 
このような体験を積み重ねることによって、生徒たちが、自分自身が幸せだと感じる人生を選ぶことができる大人へと成長していくと、私たちは考えています。
 

理念

・あるがままの自分を信頼し選択することで自分の人生を生きる

・自由と社会性の調和

 

サドベリースクールで育つと

今回の企画時に、サドベリースクールで育つとどのような人になるのか、スッゴく興味があって、箕田さんのお子さんに是非会いたいとお伝えしました。現在15才になるお子さんは色々とやりたい事があって忙しく来れないと。

そこも凄いなー。政治にも興味が出て、各地を歩いてるとのこと。自分の目でみて確かめる、そういう基本が大事。15才でそこへ到達してる、サドベリースクールの教育に益々興味が出ました。全国に10数ヵ所しかない。栃木県にはまだありません。

 

箕田さんのFBから

今日は日光市で開かれたお話し会に参加してきました。私からはサドベリー教育の話をさせていただきました。他に公立小学校でフレネ教育を取り入れた授業を行っている教員の方や、自給自足の生活をしながら子どもをホームスクーリングで育てたお母さんのお話がありました。

 驚いたのは、ホームスクーリングをやられている家のお嬢さんが、うちの息子と、ある団体で一緒に活動していたこと。まさに奇遇としか思えない偶然の出会いにびっくりしました。こういうのを「縁」っていうのでしょうね。公教育の制約の中でフレネ教育を実践されている先生の話も、とても素敵でした。

 参加された方はみな熱心に話しを聞いてくださり、最後のフリートークも、時間を忘れてしまうくらい盛り上がりました。10月8日には、同じ「デモクラティック・スクールつながるひろば」の主催で、小さな天才の育て方の著者である「よっぴー&まりんちゃん」のトークライブがあるそうです。めちゃくちゃ楽しいお話になると思いますので、よかったら参加してみてください。


 ホームスクリーングとは
 
f:id:abe-kazuko-hope:20170823092745j:image

ゲストは以前から自宅にお邪魔して、こどもたちにも会ってる、七田由利さん。が今回お話聞いて、もっと早くに聞きたかったと思いました。

由利さんは小学校時代から家族ぐるみで学校に懐疑的だったこと、不登校ぎみでも家族の理解があった。それでも大学には入り、バブルでいい思いもしたが、バブルがはじけて挫折を味わい、うつ気味に。そこでわいた働き方への疑問。働き方変えたいと日光市の三依へ引っ越。お金に振り回されない生活をしたいと自給自足の生活を始めました。

そこで体験した深刻な過疎の現実。

過疎のために高校が通える地域になく、高校に通うために家を離れるこどもたち。離れた場所に住まわせるために、教育費が普通よりかかり、馬車馬のように働くか、母親とこどもが高校のあるとこまで引っ越し、家族がバラバラになるか、、、

由利さんは教育のために家族がバラバラになるのはおかしい。

家族が笑って暮らせるのは、教育も自分でやるのが良いとホームスクリーングを選んだ。

けれど人は人の中で育つ。こどもたちは学校とういう集団が必要だとも思う。必要な部分いけばいいと。

議員としてわかっているようで、真に理解してなかった問題を提示され、駄目だな自分と深く反省させられる内容でした。

 

 

ホームスクリーングで育ったこどもは

由利さんはそのような思いから、高校に行く必要がないしお金もない、とキッパリこどもに言ったそうです。「オヤハラ」で強制ですよと笑ってましたが、そう思うのは当然だと思いました。

こどもに生きてく上で大事なのは「食える」こと。そのために自給自足の暮らしをこどもたちと共にしてきました。その暮らしぶりは有名で、テレビ局にも取り上げられ、この日も多様な学びの特集を組みたい、その一環で七田家の報告があると聞いたからとテレビ局の方が静岡県から見えてました。

鶏を飼って最後は絞めて戴く事を、こどもたちもします。それが「食える」。今では誰かがやってくれ、命を戴く事を忘れがちですが、七田家にはあります。何度か遊びに行きました。

七田パパにはアースディ日光にも参加して、講演して頂きました。

がいかんせん人が居なくて寂しくなり、ウーハーさんを受け入れたと。外国人がいつも来てましたね。

お子さんは4人。長男さんをまたぎ(狩猟を主な生計)にしたかったそうですが、今はIT関係の仕事についます。自立し、すでに人に使われるのではなく、自分で仕事は作るものと長男さん。若干20ですよ、到達点が早い。

海外留学も長男さん自力で獲得。18000人の応募でただ1人に選ばれアメリカへ。

長女は中学卒業後様々悩んだ末に、東京の弁護士さんの元で研鑽中。自分の道を歩みはじめた所だそうです。

二人のお子さん、知的で、理性的、深淵な文章が書け、お二人とも既に政治活動にも興味を持ち行動し才気溢れてます。七田家の教育のあり方が大きいと感じます。いい意味で親の顔がみたいと思わせるお二人です。

 

フレネとは

 

フレネとは、人の名前である。
フレネがニースの師範学校で最終学年を過ごしていたとき、第一次世界大戦が勃発した。彼は、卒業を待たずに代用教員になり、そして戦場へと送られ、そこで毒ガスでしたたかに肺を侵され、70%肺切除の障害者となった。
彼は、自分が経験した退屈な学校生活と、悲惨な戦争への批判を胸に秘めて最初の赴任地バル・スール・ルー小学校に向かった。新しい教育を求めて、「解放された学校」グループに加わり、ドイツやロシアの学校を訪ね、スイスの新教育国際会議などにも参加する模索の道程が始まった。

大声を出せないというハンディキャップを持ったフレネは、伝達本位の教育ではなく、こどもの生活、かれらの表現そのものを学習の中心にすえることに活路を見いだした。こどもが書く自由作文を手がかりにそれぞれの研究へというコースである。そのために印刷機が導入され、プリントを交換する学校間通信が始まった。こどもたちが教科書に頼ることなく自分の力で研究を進めていくためには参考資料が必要だ。そこから、資料カードや小冊子が整えられることになり、学級文庫 Bibliotheque de travail が誕生した。

こどもたちは自由研究だけでなく、計算や文法のシステマティックな習得もしなければいけない。しかしそれは画一的に強制されるのではなく、個々のこどもが自分のレベルに合わせて自分のリズムで学習し、自分自身で誤りを訂正できることが望ましいとフレネは考え、プログラム化された自己訂正式自習カードが作成された。ここから、自分でつくる学習計画表が生まれた。
自らのイニシアティブで学習を進めるこどもたちは、その学習が行われる場=クラスの自治を確保しなければならないということで、学級協議会が組織されるようになった。教育における民主主義がこのようにして形成された。

 

小学校でのフレネの実際

日光市の小学校で、フレネの教育を実践されている福田奈奈さん。今の小学校は一人の教員とこどもたちが向き合っている形ですが、福田さんはロの字形にして、こどもたちがお互いに見えて刺激しあえる学習形態を取ってます。

文章を書くのは、自分の考えを伝えるため。当たり前な事ですが、それを教育過程で私たちは教わった記憶がない。そこをきちんと教えている福田さん。

そのためにプリンターも教室に備え、パソコンもあり、自分で入力出来るこどもは自力で印刷まで。

表現はしたい子がすれば良くて、全員の絵や習字を貼ることはしませんと。嫌いな苦手なものを貼られるこどもはかわいそうと。全くそうだ、けれどありがちな風景にもの申し実践する事、そういう変革を嫌う学校では摩擦もあったと。しかし福田さんから戦う姿はイメージ出来ず、実に爽やか。こんなこどもの自主性を重んじる先生が現役でいらっしゃることに感動しました。

 

主催は宇賀神さん

栃木市でサドベリースクール開催を目指してます。

宇賀神さんのFBから以下抜粋

 

幼児をもつ親の方、子どもの学校での様子が気になる親、子育てがひと段落した方、孫との関わりのある方、ひきこもり、特別支援を要する子に関わる方、公立学校の教員、議員の方など、様々な方が参加しました。

主な感想
・3人に共通しているのは、子どもの持つ力を信じて、見守ること。
・どの教育も楽しく子どもが自分らしさを出せる。「生きる力」を求めてきたが、ここに感じた。
・有意義な時間だった。たのしかった。

フリートークの時間には、サークルになって、わいわい話も盛り上りました。

 

宇賀神さんは親子で参加出来るように、ブロック等の遊び道具を用意してくれてます。今回の企画も講師の手配も全てしてくれました。私は場所の手配と、告知の案内を2万枚新聞折り込みに入れました。

3日前は3人しか申し込みがなく、焦りました。母の介護と葬儀で市内の関係機関回れず、このような素晴らしい企画を充分に告知出来ず、大変申し訳なかったです。

が予想を超えた多くの方のご参加で、活気ある素晴らしい会となりました。

今後も続けたい!どなたか一緒にやってくれませんか?

 

 

最期は自宅で


f:id:abe-kazuko-hope:20170812231212j:image
入院で安心は得られない

母は6月5日に退院しました。

気丈な母は優等生でリハビリに励み、徐々に歩けるようになりました。が入院生活で被害妄想が出て、退院したいとしきりに訴えるように。お見舞いに行くと、病室の人が苛めると病室で訴える。耳が遠いので大声で言ってるのがわかってない。同室の方に申し訳ない。肩身が狭い。

きっと聞こえない事でやり取りがうまくいかず、トラブってる。私ともしょっちゅうトラブってるので、母の被害妄想に違いない。3年前ほどから物盗られ妄想もあって、嫌な思いさせられて来た。更に悪化、もうやだな。

 

食べられない

食事も食べない事が気になってました。胸焼けがあると、入院前に胃カメラ予定でした。その事を話すと看護師さんから退院したら受けてくださいと。

入院中なのに。。。胃カメラ受けたいとお願いしてやって頂きました。結果逆流性食道炎。退院間際は母はご飯が殆ど食べられなくなってました。私は看護師。逆流性食道炎だけで、これほど食べられなくなるのはおかしい。入院2ヶ月で体重が10kg以上落ちています。

お見舞いの度に食事量聞いてますが、「大丈夫です。食べられてますよ」母の食べられないの話と食い違います。看護師根性が出て、食事量記載見せて頂きました。出された3分の1も食べられてない、問題ないとの認識に問題を感じました。

リハビリ病棟に移った際の医師の言葉が甦ります。

 

素晴らしいインフォームドコンセントだった

「入院は1ヶ月です。リハビリ病棟は3ヶ月まで入院出来ますが、それは出来るとの話で、安達さんの場合は1ヶ月です。肺炎など問題が起きた時の対処はしますが、それ以外の積極的な治療はしません。皆さま高齢ですから。治療が必要な時はしますがいちいち連絡はしません。来たときにお話するので、聞いてください。」

転科時の医師の合理的な説明に納得したんですが、この医師の言葉のもつ問題を後々知ることに。。。

 

高齢者の入院のリスク

高齢者の入院は、環境がかわったことで、ストレスが大きく、認知症が進む場合もあり弊害が大きい。その事は有料老人ホーム等の勤務経験からもわかってました。入院してから医師にその事を幾度となく言われ、それが出てる母。入院は長引かせてはいけない。。。でも歩けない状態で一人暮らしは無理。

1ヶ月で退院。期日が迫る。母がどこで暮らすか早急に決めないと。私の所に来ることを頑なに拒む母。施設も絶体嫌。家に帰してと懇願され、私のストレスもマックスに。

 

介護疲れ

入院させていても全く気が休まらない。病院まで往復3時間。堪える。一人っ子で他に頼める人もいない。

歩けるようにはなった母。本当にリハビリ病棟に入れて頂き感謝です。が食事を食べない、愚痴だらけの母、今後の事。。。

来年は選挙を控え、しなければならないことが山のよう。

 

決断

母の退院が6月5日に決定しました。

もう家に帰って一人暮らしを続けて貰うことにしました。

入院が2ヶ月に渡り、家に帰りたい母の強い気持ちが良くわかったこと。母は施設などの集団生活は、性格からも無理、それは我が家に呼び寄せても同じように無理でした。

国も在宅で最期をと推進しています。私も看護師の経験、議員としての思いからも実現させたい。自分が無理なのに人様に勧められない!

往診してくれる医師もいます。そこは小山市で長年往診をしている有名な太田医師の、系列の所です。ケアマネさんもそこに在籍している方をお願いしました。

 

。。。今母はいつ逝ってもおかしくない状況です。悲しくてたまりません。大事な母を喪ってしまう心労で、FB更新もままならず、母の介護ブログも更新出来ずにいました。ですがこの体験は議員として多くの学びがあります。多くの方の参考にもなると思っています。おりをみて書いていきます。

 

  医療と介護の連携の難しさ、ここを埋めていく政策が、親を看取る全ての人に優しくあって欲しい。それをしていくのが議員としてのつとめ、そう思いながら、僅かに残された母との時間を過ごしています。

 


f:id:abe-kazuko-hope:20170813114520j:image

実家に行く道すがら、宇都宮の花火見られました。

よい息抜きに。素晴らしい花火。ありがとう❤

 

市議会議員の役割



f:id:abe-kazuko-hope:20170730044401j:image


  市議になり4年目

  やるせない時がしばしば訪れます。病気や障がいで大変な目にあってるのに、どうして助けられる事がないんだろう。自分の力だけではどうにも出来ず無力感に襲われる。

  市民活動を経て市議になった今、そういう事態に頻繁に出合う。

 

当事者の方の声を市政に


f:id:abe-kazuko-hope:20170730044516j:image

 

  毎月若年性認知症認知症家族の会、栃木県精神保健福祉会(やしお会)が行われています。出来るだけ参加するようにしています。

  若年性認知症認知症家族の会は夫が若年性認知症になり大変な苦労された方が会長をしています。介護保険が施行されて16年、しかし若年性認知症の方のケアは充分ではありません。若年性認知症の方専門の居場所や就労支援が欲しいと家族の会は要望されてます。

 

若年性認知症当事者の苦悩

  39歳でアルツハイマー認知症と診断された丹野智文さんの講演会を聞きに、那須塩原市に行ったことがあります。自分の意見を聞かれずに、まず家族に聞く医療従事者に悲しくなったこと、道を忘れて聞くと不審者扱いされる、働きたいが支援がない、高齢者の方のディサービスに行くとこの若さで認知症になった哀しみを痛感すると。涙が出ました。

  9月30日丹野さんが日光市に来ます。是非お話を聞いて下さい。

  市議として何とか若年性認知症の方の就労支援作りたいと思ってます。


親亡き後

  やしお会の家族の声も悲痛です。統合失調症等の病気により働く事も出来ない子どもたちを抱え、高齢になった親御さんは、自分が死んだら子どもたち(子どもたちは40・50台)は行き場がないと深刻な悩みがあります。 何とかしたいと平成27年3月一般質問で親亡き後の問題を取り上げました。障害者総合支援法が平成25年に施行されて、平成26年障がい者の方に相談支援専門員がつくことになりました。その専門員に親亡き後の問題を抱えている人の実態調査をしてくれと要望しました。

 

精神障がい者の方の深刻な現状


f:id:abe-kazuko-hope:20170801160707j:image

  一般質問の調査で精神科病院にも伺った事があります。5年以上の入院の方が55名と深刻な実態を知りました。精神科病院で運営しているグループホームも見学させて頂きました。このグループホーム建設は病院の方々の熱き思いに、日光市も賛同し補助金を出しています。

  がグループホームは足りず、親御さんが立ち上げた「ふれ愛の森」さんがグループホーム建設にこの度立ち上がりました。

 

NPO「ふれ愛の森」さん


f:id:abe-kazuko-hope:20170730160033j:image

  私が市民活動支援センター勤務時に設立支援をさせて頂いた所です。精神障がいの方の居場所を作るために代表の福田さん親子は日光市に引っ越して来られた。市の職員さんも設立準備会から参加してくださり、理事まで引き受けてくれる手厚い支援がありました。

   設立から12年、福田さんご夫妻は私財を投じてグループホーム建設を決意し、関係機関と協議を始めました。福田さんご夫妻には頭がさがると同時に個人の思い、負担でなく、市政としてもっと早くに取り組めなかったのか、市議としての力量の無さも感じました。

 

大沢地区に在宅介護オアシス支援事業オープン

  そこで若年性認知症の方、精神障がいの方、誰もが利用出来る居場所が欲しいと思いました。そうだ在宅介護オアシス支援事業ならどちらも更に子どもたちもいられる居場所。が現在は高齢者の方がメインの事業になっています。市に聞くと大沢地区にはまだ出来ていない募集中と。そこで募集中であることを皆さんに知らせ、高齢者ばかりでなく皆さんの居場所にしてほしいとも伝えました。

  昨年いくつかの団体の応募があったようで、市がNPOおおきな木さんに委託。大沢地区に「ちいさなき」さんをオープン。「ちいさなき」さんは高齢者ばかりでなく、障がいを持った方も利用されており、望んでいた在宅介護オアシス支援事業となってます。利用者募集中です。

 

発達障害のお子さんをもつ親御さんの悩み

  日光市では発達障害の子どもたちの支援は進んでいると思っていましたが、高校進学時に何の手当てもないとの親御さんの訴えに、教育委員会を訪れて伺いました。増える発達障がいの子どもたちの支援で2人の臨床心理士さんでは、高校進学の悩みにまで相談にのりきれない現実がありました。

  そこで障がい児の支援をしている母子通園ホーム「つばさ園」に行って来ました。ここも小さいお子さん対象で、高校までの支援が出来るにはなっていませんでした。

 

発達障害支援センターの必要性

  発達障がいの方の支援は早期診断、早期療養、教育、就労と一貫した生涯に渡る支援が必要です。日光市ではまだそこまでの支援がありません。市議として生涯に渡る支援が出来る発達障がい支援センター設立を目指しています。そのために栃木県自閉症協会に入会させて頂き、発達障がい関係の講演会を都内まで聞きに行って勉強中です。

  このようにまだまだ、悩み苦しんでいる方々がいます。一刻も早い支援が求められています。

 

市民の要望はいつ聞く?


f:id:abe-kazuko-hope:20170730155741j:image

  日光市は前述したように、市民の要望に寄り添って来てくれました。が最近違って来た場面を目にするように成りました。

   市民活動支援センターの建て替えの時に、利用団体の方の意見が反映する場がない事に疑問を持ちました。今年の4月に市民活動支援センターは日光市歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館の複合施設になりました。

  建て替えにあたり、利用者団体に説明会が当初ありませんでした。センター設立を市長に要望し、当初の改修工事時に関わりましたが、市長から「自分たちが使うのだから自分たちでレイアウトしたら」と市民団体にレイアウトを決めていいという驚きの提案がありました。しかし今回は設計も決まった段階で説明会。

 

市民の自己管理は駄目?

  またセンターは23時まで利用可能という画期的な所でした。そこが出来たのは、利用団体最後の人が施錠をするので、スタッフも居なくて済み経費削減になってました。が建て替えにあたり市民任せはおかしいと廃止され、施錠は委託先のスタッフになり、センターの人件費が年額660万円アップになりました。

  その議案が第96号「日光市民活動支援センター条例の制定について」でした。当初の市民団体の自己管理、利用者の意見が尊重される運営に戻して欲しいと議案に反対討論しました。

 

「市民参加条例」提案

 

  このようにセンターが設立した平成14年と、市の対応が明かに違っています。そこで6月には一般質問で、市民の市政参加の権利を強化するために「市民参加条例」を提案しました。

  が市は「まちづくり基本条例」で充分、必要ないと。。。

  これまでに市が説明してきた市民参加の方法は、市が、原案やテーマを示して、市民の皆さんの意見を求めるというものでした。

 

市民から直接提案出来る和光市


f:id:abe-kazuko-hope:20170801160726j:image

   今回の和光市の「市民参加条例」その中に「市民政策提案手続」があります。皆さんの意見や考えを、皆さんの側から提案できるようになるものです。これは、18歳以上の市民の皆さんが10人以上で具体的な政策を提案し、市がその提案に対する考え方などを明らかにしていく手続です。提案された政策に対して、市は、総合的かつ多面的に検討を行い、検討結果やその理由を提案者に通知しなければなりません。提案できる政策の範囲は、基本的な計画の策定や、条例の制定・改廃、大規模施設の建設、市民生活に大きな影響がある制度の導入・改廃などのような、市全体にかかわるものになります。これこそ市民が主役になれる事を担保する条例です。諦めず、また導入に向けて頑張ります。

 

 

みつばちの消滅は食料危機、そして人類は!


f:id:abe-kazuko-hope:20170714063631j:image
ハニーさん凄すぎです

昨日「スッゴいんだよ  みつばちって」の講演会に行って来ました。物凄く良かったです!お声掛けて下さった吉田さん、企画のさくら市市議の大河原さんありがとうございます。


f:id:abe-kazuko-hope:20170714150325j:image

 

講師は一般社団法人ハニーファーム 代表理事 船橋 康貴さん

通称ハニーさん 法名 空光さん

 

ハニーファームの大切な想いそれは


f:id:abe-kazuko-hope:20170714151629j:image

「人間の都合で考えない、みつばちココロの、生き方提案をすること・・・」

人間の勝手都合に、自然を合わせるなんてできない!そんな叫びが聞こえてきます。

なぜなら、ミツバチたちが、今世界中で激減しているのです。

2008年には北半球のミツバチが3分の1程になってしまったとも言われています。

これは極めて危険な事で、私たち人類が持続できるかという大きな問題となっています。

100年も前にドイツの物理学者アインシュタインも、ミツバチがいなくなると「四年以内に人類は滅亡する」と発言しています。

なぜでしょうか?

ミツバチたちは、野菜、果実、穀物が実る大切な役目を【受粉】によって果たしているからです。

また、ミツバチは、【環境指標生物】とも言われています。つまりミツバチが生きられる環境は、私たち人間にとっても、安心だという事です。

ミツバチがいる風景こそが、理想的な暮らしの空間なのです。

あなたの暮らしの近くで、ミツバチがお花にとまる光景を目にすることがありますか?

大気汚染のひどい国や地域に息づいていたミツバチは、いまも生きているでしょうか?

私たちは、受粉により食べ物を実らせ、人間の暮らせる環境を教えてくれるミツバチたちから、環境活動の大切さを自然環境や私たち自身の行動を教えてもらい、それをお伝えます。

ハニーファームは、養蜂家ではなく、ミツバチと共に、人類が心身ともに健康である時代の創造を目指すための環境共育や地域おこし、社会貢献を行う『社会起業家集団』です。

(HP抜粋)

 

ハニーさん誕生秘話

ハニーさん肩書き

経済産業省産業構造審議会専門委員(環境部会、産業環境小委員会 2008年度)名古屋工業大学非常勤講師、日本福祉大学講師歴任省エネルギー普及指導員、愛知県地球温暖化防止活動推進員。

自己紹介は、環境問題のエキスパート、中国の教科書の環境問題編集し、地位も名誉あると。普通自分で言わない、嫌みになる。ハニーさんは嫌みにならないのがすごい。

環境問題の講師していたが、来るのはネズミ色の服のおじさん。聞くとすぐに帰る。体も壊してうつ病と言われて、休養6ヶ月の診断を受けてもせっせと講演会していた。

 

一人の少女とみつばちと出逢う。

講演会にちらほらと若い女性が増えた。講演後、 女性に「このような危険な環境の中では、私は子供を産まないほうが良いですよね?」と聞かれ衝撃を受けた。「そうじゃない世の中を作っていこうよ」とやっと答えた。
その後に16才?の女の子と講演後に、スタバで二人で話してたら手をぐっと握られ、「生きるって人生ってなんですか?」と。

真摯な質問にどう答えれば良いのか、ドーンと胸に響いてしまい、ぐっと握られた指を引き剥がしつつ、思わず涙。

スタバで少女とおじさんが涙する風景。。。とハニーさん。

感動に笑いを入れてこられる。

そんな時にみつばちと出逢った。女性たちの声に答えるのは今の活動じゃない。みつばちの危機を知り、自分で生き物を守り育て、現実を変える活動が良いと動き出した。


自分達の町は自分達で作る

決めると早いし凄いのがハニーさんなのでしょう。

みつばち幸せまちづくりを星ヶ丘で実践。
生き物が飛び回る範囲がグローバル。みつばち保護の世界活動に邁進。地域を素敵にすれば世界が向こうからやってくれる。ローカル極まればグローバルになる。

 

それがオペラ座に乗り込むこと?

 みつばちの危機を訴えたいとフランスへ。フランスと言えばオペラ座だ、そこで話したい。。。まぁそうですがそうですか?

実際に行くのがハニーさん。アポなしでオペラ座に侵入。警備を「ボンジュール」で突破。が結局捕獲され、しかしミラクル呼ぶハニーさん、支配人と会え、いきなりはちみつを支配人の口へ。「最高のはちみつ(フランス語でしょう?)」

フランス はちみつを作る人はその人の人生の象徴。最高のはちみつ作るハニーさんは最高の人。話して良いよと。

そういうミラクルハニーさんの活動が来年7月に映画になるそうです。

 

映画のエッセンス15分


f:id:abe-kazuko-hope:20170714150355j:image

みつばち消滅で食料危機になる、3ー5年で危機が訪れると。
みつばちの50%がいなくなってる。
みつばち50家族 と暮らしているが23箱しかいない。
あと20年でいなくなる
10年しかないのではないか


アインシュタイン みつばちいなくなったら4年で人類が死ぬ
が日本政府はみつばちなくても大丈夫。みみず等を食料にする開発が進んでる。。。みみずさんが主食の時代に?

。。。その後もハニーさんの命をかけたミラクルが

もう実際に聞いた方が良いです!

 

分かち合い


f:id:abe-kazuko-hope:20170714150222j:image

参加者の思いを15秒ずつ全員。スェーデンの人から日光市民までグローバルな人たち。

その後2手に別れてハニーさんに聞きたいことを話し合いました。

「どう伝えたらに」に偉い人に頼らない、日本人は小学生4年生レベル。話を聞く準備が出来た人しか通じない、通じない人は「打ち捨てろ」

 

反省

去年みつばちの消滅危機の話を聞いてました。議員で力を合わせて、危機回避の動きをして欲しいと言われていました。そのままに。忙しさに「心を亡くして」ました。運命的なハニーさんとの出逢い。命がけのハニーさん、逃げてた自分。

逃げません!

 

尚仁沢アウトドアフィールド

 
f:id:abe-kazuko-hope:20170714151902j:image

開催場所も素敵でした。

塩谷町にこのような所が。ハニーさんのお話にぴったり。

おとぎ話のような場所。雨の中で落雷も。全てが物語の中のよう。ハニーさん「龍がいる」と、そうかもと思うってしまう。

ご飯も美味しかった!

 

めちゃめちゃ美味しい

ハニーさん家のはちみつ


f:id:abe-kazuko-hope:20170714150305j:image

。。。濃厚でさらりとしていて、甘味が強くて、でも嫌みでなく

これが「はちみつ」あーーー至福💝

ハニーさんのはちみつ買いたい!

。。。なんでこのような時にお金おろしてないんだろう💧

来る前にコンビニ寄ろう、と考えてました!

ポンコツな自分はすっかり忘れ急ぎ現地へ

 

これはハニーさんを日光市に呼ぶための布石!

はちみつは手に入る時がきっと来る、予感!

えーハニーさんの話を聞きたい?ですか!

是非力を合わせて呼びましょう‼

 

 

 

 

 

波乱の6月議会

議員定数24人決定!

 
f:id:abe-kazuko-hope:20170622072445j:image

来年度の市議会議員選挙で、議員定数が28人から4人減を決めるなど重要な案件がてんこ盛りだった6月議会。

これをまとめて報告は、長文、どころか。。。

なのでわけて報告します(((^_^;)

 

議員とは?

 
f:id:abe-kazuko-hope:20170623003531j:image

議員削減が市民の利益になるのか。議員とは何か、突きつけられた思いの中で、昨年6月より市議会議員定数等検討調査特別委員会で話し合いを重ねて来ました。議員の考え方が一致せず、記名投票で決めることになり、19日委員会で投票で定数が決定。

投票結果は議員定数24人が16票、26人が7票、25人が4票でした。議長は投票に加われません。過半数超えにより24人に決定。来年度の市議会議員選挙で適応となります。

 

私は26人と投票

 

投票箱に投票する際に議員の重みを感じました。これから議員になろうとしている人への責任も感じました。

議員を減らすデメリットの方が多いと考え26人としました。日光市は全国で3番目に広い面積を持ち、栗山、足尾など過疎地域の疲弊が激しく課題が大きくなり、栗山、足尾の声を届ける地域議員が今後も必要だと考えてます。

しかし定数削減で得票があがり、人口減少の激しい両地域では当選しにくいこと。複雑な世の中で、国の政策も次々に変更され、議員の仕事が増えていること。議員には1市民でも当選しやすい得票数であること。

これらを考えると議員を減らす事で、市民自身の不利益が大きいと判断しました。

 

日光市議員報酬は38万円

 
f:id:abe-kazuko-hope:20170622093930j:image

デメリットを防ぎ、議員を減らすなら、議員が議員活動だけに専念出来き常時議会開催が出来る体制を整える必要があるでしょう。そうであれば議員報酬だけで生活が出来て、議員活動にかかる経費が含まれた報酬が、必要だと思ってます。


f:id:abe-kazuko-hope:20170622094126j:image

日光市議員報酬は額面38万円といっけん高いですが、所得税で毎月77、000円差し引かれ、市県民税も1期に10万ほどと高額。国民健康保険料も払うと手元に残るのは23、4万円ほどでしょうか。

日光市では世間で話題の政務調査費がありません。視察経費が出るのは、常任委員会と会派の視察。それが政務調査費に該当するとの説明を受けてます。東京等行ってる視察は自腹です。

招待される懇親会経費も馬鹿になりません。市民の方や後援会の方々へのニュース発行に1回6万円ほど。

どこへいくにもスーツ。本当経費がかかるのが議員。これでは家族は養えないので、副業がなければ厳しいです。日光市議員で専任は6人ほどでしょうか?

こういう実態が知られてないですね。

 

25人

 

25人が良いとも考えました。常任委員会の構成を考えると25人が妥当かなと。常任委員会の役割は議員の仕事の中で大きいと思ってます。市の全ての案件を全員でしていると、時間がかかり、効率的でない。そのために市の政策を4つの常任委員会に振り分けて討議してます。

総務常任委員会、産業観光常任委員会、市民福祉常任委員会、教育建設水道常任委員会。25人だと議長は委員会に所属できないので残り24人で6人それぞれの常任委員会に所属出来ます。

1つの常任委員会に2年間所属(継続も可能)して視察にも行き、関係機関へのヒアリングしたり、常に動いてます。私は教育建設水道常任委員会の副委員長。委員長・副委員長は打ち合わせがあったり、関係機関のイベント招待で多忙となります。

 

常任委員会の重要性


f:id:abe-kazuko-hope:20170623004121j:image

常任委員会定例議会開催と関係なく随時開催してます。

7月2日に日光市で初めてウルトラマラソンが開催となりますが、運営について不透明で、所管である私たち委員会に報告もありません。そこで5月24日急遽委員会を開催し教育委員会に詳細を聞きました。

そこで明らかになったのは、予定では市がウルトラマラソン経費助成に1000万円出すと聞いていたのが、ボランティア不足で市の職員が当日運営に245名も出ることになり、その際の職員の手当が経費に計上されれば、1000万円の助成では済まないという事がわかりました。

この期に及んで全体計画の予算全体が見えない事はおかしな事です。そのために、開催経緯等様々に各委員が質疑し、ウルトラマラソンをやることで、市にどんなメリットがあるのか、デメリットは何か糾明し、厳しい質疑となりました。

中でも委員の中にマラソン経験者がおり的確な質疑が展開されました。私も計画はいつからしてたのか、主催の日光市をランナーの聖地にする実行委員の体制について聞きました。10ヶ月前から企画、他のウルトラマラソン体験する事もなく、常勤1名と非常勤1名で実施。そのような脆弱な体制でこのような大きなマラソン大会の企画自体に無理があると思いました。

開催後の質疑も必要だと委員会で決定。このように市の事業の監視が議員の重要な役割です。なのに定数削減で常任委員会の参加人数が減り、多様な意見が出にくくなり、執行部の提案のチェック難しくなります。

 

議案第42号
日光市休養施設条例の一部を改正する条例の制定について
f:id:abe-kazuko-hope:20170622073136j:image

10月1日再開の国民宿舎かじか荘のリニューアルに関して、宿泊費が2倍にもなる議案でした。本議会前の全員協議会で議案説明の時に、通常は委員会附託案件なので、質疑がないのが通例ですが、地元の議員の質疑がありました。利用料の算出根拠など。

納得が行く答弁ではなく、附託となった観光産業常任委員会の審議でも紛糾しました。特に議会へ報告がなかった点、申し訳無かったと副市長が謝罪するまでになりました。

料金に関して説明すると地元に言いながら、地元の利用が少ないから、説明不要との答弁にそれはないだろうと、委員でないので、発言出来ず、傍聴中「おかしいだろう」と野次を飛ばしそうになりました。

結果附帯意見をつける異例の形で議案採択となりました。

 

議員に様々な立場の人がいることで、市政のチェックが行き届きます。福祉に強い人、経済に強い人、地元のそれぞれの課題に向き合う人、議員になってそれぞれの議員の持ち味の良さを知りました。人数が少なくて良い事はありません。市政問題は広くて中々全ての問題を議員一人で網羅出来ませんし。

 

 がけっぷち(益子町にて)
f:id:abe-kazuko-hope:20170622095929j:image

前回私が最下位当選。938票。4人減で私はがけっぷちにいます。そんな心境の時に、「がけっぷち」というお店が(((^_^;)

女性の、市民の議席を守りたい。定数削減で最下位当選の得票数があがります、頑張らないと。

 

1000人の知り合いがいますか?

 
f:id:abe-kazuko-hope:20170623003902j:image

いない人がほとんどですよね(((^_^;)がこれほどの知り合いがいないと当選難しいのです。実際は知り合いが知り合いの方を紹介などして苦労の末に当選するのが現実です。特に女性は厳しい。男性が社会的なポストを占める中で、1,000人以上の人に認知されるポストで女性が活躍することはほとんどありません。私も一市民からの立候補。最近各地で落選する市民派議員の現実みました。地盤・看板・鞄のない身での当選する厳しさ、痛感してます。

 

議員の姿が見えない

 
f:id:abe-kazuko-hope:20170622120339j:image

そういう声で、議員不要論がわき、定数削減の動きが各地で出ています。私も議員としての知名度がありません。やっとニュースを出し始めました。月曜日に街頭演説も始めています。

説明責任を果たし、議員の必要性をわかって頂く努力を重ねて行くしかないのでしょうね。

 

6月15日13時一般質問


f:id:abe-kazuko-hope:20170614025727j:image

1.市政への市民参加促進について

(1)市民参加の状況について

① 「日光市まちづくり基本条例(平成20年4月1日施行)」が制定後、市政への市民のまちづくりへの参加状況はどうなって
いるのか伺います。
パブリックコメントなど市民からのアクセスが少ない状況に
関してどのような対応をしているのか伺います。

 

(2)市民への情報公開の在り方について

① 広報・ホームページなどの広報以外で情報公開をしているのか伺います。
② 市役所・行政センターにおけるパブリックコメント募集や議
会等の会議録設置の場所を工夫することで、市民の市政への
関心の向上が図れると考えるが市の考えを伺います。

 

(3)市民参加条例の制定について

① 市民への市政への積極的な参加を図るために市民参加条例が必要だと思うが市の考えを伺います。

 



f:id:abe-kazuko-hope:20170614025838j:image

2.図書館の利便性の向上について
(1)図書館の利用状況について

① 図書館の運営が指定管理者制度になって6年目になりますが、それからの利用状況について伺います。
② 今後の変更や改善点について伺います。

 

(2)常時利用できる飲食スペースの確保について

① 利用者アンケートでは、飲食スペースの常時利用を希望する意見があったようですが、現在そのことは改善されているか
伺います。

 

(3)情報提供の在り方について

和光市の図書館では、3.11の日には震災特集が組まれていました。また最近では各市の図書館で起業コーナーを設け
情報提供、議会図書館など多角的な情報提供が行われていま
す。市の図書館のそのような取り組み状況について伺いま
す。

 

(4)指定管理者方式と直営方式の全国的な動向について

① 栃木県では指定管理者制度での図書館運営が多いですが、他県では直営方式の方が多い状況です。そのメリットデメリッ
トについて伺います。



母の介護パート2

リハビリ病棟へ
f:id:abe-kazuko-hope:20170510222940j:image

看護師さんから電話が

「お母様は主治医の判断でリハビリ対象になりました。リハビリ病棟に移れますが、どうしますか?」

即答で「お願いします!」

高齢でリハビリ対象にならないと一旦は言われた母が、根性でリハビリ頑張っており、思わぬ回復をしてきているらしい。

そこでリハビリ病棟に移って本格的なリハビリをしてみようとなった。

GW明け退院から、車椅子生活からも逃れられる。。。

 

ホッとした

ひとまず病院にまだお願いできる。

病棟に移るにあたって説明があると5月1日に病院へ。

主治医から、1ヶ月リハビリして見ましょうと説明され

「ありがとうございます!」もう感謝です!

「では早速明日移りましょう」はや(@_@)

病院の話は良くも悪くもいつも急ですね。

「これからリハビリ病棟の説明を」とはや。

リハビリ病棟の看護師さんもとっても親切。

 

様々な費用がかかるリハビリ病棟

看護師さんからリハビリ病棟だと様々な費用がかかる説明がありました。

おむつが2万円、洗濯に6000円位かかる等様々な雑費が😓

が洗濯や乾燥で時間が取られてた。

母もいつ来るかわからない私を当てにするより、病棟での洗濯が良いはず。全て衣服等病棟任せはもっとかかる。

母は高齢で生命保険も対象外。

年金も少ない。自分が負担するのはやむを得ない。

が大学生の息子にお金がかかっている。

学費は私大のために年額130万円。

一人暮らしのために仕送り毎月10万円。

教育費と介護費用のダブル負担。

これが現実の厳しさなのか。

 

「明日病棟移る際に来れますか?」


f:id:abe-kazuko-hope:20170519160952j:image

会報作りが佳境。明日の夜までに印刷しないと(;_;)

明日2日は後援会の方々が会報発送の手伝いに来てくれる。

それまでに印刷おわさないと。

今日帰って、夜作業して翌朝10時に病院。。。

目眩がした。もう実家に泊まろう。

明日移ったら速効帰って印刷すれば、何とかなる(-o-;)

「大丈夫です。明日来ます」

 

すれ違う思い

良かったと思い主治医の説明、リハビリ病棟の説明から帰り、

「明日リハビリ病棟行けるよ」と母に明るい気持ちで話した。

「また入院続くの?」とがっかりしている。。。

そっか、かれこれ入院3週間。更に1ヶ月伸びる。

母の気持ちにまで気持ちが及ばなかった。

気持ちが一転暗くなった。

 

母のワガママ

リハビリ病棟に行くことで、足りないものが出たり、洗濯したり、説明の後も買い物とバタバタ。

母に泊まると言うと「花を捨てて」等更に用事を言いつけてくる。。。更なる疲労が💧

 

実家で片付け

花が好きな母。何鉢もの実家の花たちは枯れ、冷蔵庫の中のものも無残。

気力を振り絞り片付けをする。

 

眠れない
f:id:abe-kazuko-hope:20170510223322j:image

今後の事がぐるぐる。

入院が長引いただけで、結局は自宅に戻る母。

家を見回すとバリアフリーじゃない我が家。

このままでは足が不自由になった母は暮らせない。

高齢で雑多な部屋の片付けとリフォーム。

いつその問題を解決するのか。

6月議会も始まる。一般質問にも取りかからないと。

その合間に出来るのか。

。。。止めどない不安が胸を過る。

 

 寝不足で次の日病院へ。

リハビリ病棟に移ると早速、新しい主治医から、入院に際してと説明があった。

ほよーーー、素晴らしいインフォームドコンセント

 

 

つづく

 

※この記事は政府の推し進める介護保険改悪や医療介護連携の有り様など、高齢者介護の現実をわかってもらうため、プライバシーも脇におき、詳細に綴ってます。