日光市議 阿部かずこ  みつばち通信

市民活動から議員へ。皆様に様々な情報をお届けします。みつばちが花から花へ飛んでいき、受粉し花を咲かせるように、情報が届きそこで花咲くようなことが起こるといいなと思ってます。

視察は大事!


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議会だよりの原稿を書きました。


教育建設水道常任委員会は平成29年6月26日(月) ~6月28日(水)視察に行ってきました。

 

視察先提案しました!

初日の栃木市では栃木市型コミュニティ・スクールについて調査いたしました。

 

市内のすべての小中学校及び学区に「学校コーディネーター(学校職員)」「地域コーディネーター(地域住民)」を配置し、それぞれが連携して学校や地域でのボランティア活動の支援をおこなう「とちぎ未来アシストネット」を平成24年度より開始し、学校・家庭・地域の連携・協力を組織的に発展させました。

 

市と学校・地域が一体となった取り組みは示唆に富むものでした。

 

春日市は視察人気高し
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2日目は福岡県春日市教育委員会改革とコミュニティ・スクールについて調査しました。

 

主体的な経営を行えるよう予算を学校へ委譲。市長と教育長の強い連携により課題に向けた取り組みと改革。

 

特に教育長の学校出前トークの実施により、全教職員と直接意見交換を行うなど、教職員の市への帰属意識が高まり、教育委員会と学校の関係が「指揮命令関係」から「支持・支援関係」へと転換。

 

学校とそれを支援する教育委員会の新たな関係が構築された。市の行動力が学校現場を変えた、また改革には年月を要する、そのために教育委員会に7年在籍する職員をおくなど人事まで考えた実践は、日光市に大いに参考になりました。

 

以前団体の代表に日光市に来ていただきました

 
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3日目は佐賀県佐賀市特定非営利活動法人NPOスチューデント・サポート・フェイスさんで貧困や複雑な家庭の中で生じる小中学生の諸問題(不登校・引きこもり・非行等)に対する支援・相談事業等について調査しました。「どんな境遇の子どもも見捨てない」との信念のもとに、平成15年の団体設立からひきこもり・不登校・自殺未遂・・・社会の人間関係に傷つき、心を閉ざした若者たちにアウトリーチ”と呼ばれる訪問支援、職業訓練を行ってきました。その結果7000人の子ども・若者を自立させてきた団体でした。

 

熱き思いと高い専門性の取り組みに一堂感動し、このような団体が日光市に出来るように支援する必要性を痛感しました。


 このようにこどもたちの未来を守るため視察に行った事を、市政に反映させるため常任委員会として今後も頑張って行きます。

 

 

詳しくはwebで(日光市議会の!)

。。。視察報告、そのうちアップされます。お待ち下さい

過去ものあります。視察先にお迷いの議員の皆さま、参考になりますよ。市民の皆さま、住んでる市によって、こんなに違うのか、と驚き、こんなサービスが欲しいーと訴えてください!

私たちはその声を受けてより一層頑張ります!

 

視察先ベスト3、No.1海士町、No.2長久手市ゴジカラ村、No.3宮城県名取市閖上の記憶」・富山型ディサービス「この指とまれ

 

 

副委員長の役目


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教育建設水道常任委員会の副委員長をしています。

写メは和田委員長。委員長の采配は素晴らしい。ついていってるのでまだ楽です⬅委員長に3歩下がってついて行きますーと言うと、「副委員長はそのあと5歩出てます」とそう?(・・;)))

 

視察先の選定、視察報告書書き(分担)、議会だよりの原稿書き、打ち合わせなど以前より忙しくなりました。

筆無精で、書くのが苦手なわたし(;_;)

四苦八苦しております(;_;)

本来ならもっと早くに視察報告すべきなのに。。。

 

母の介護

4月から母の入院、6月は退院に備えて病院に通いつめ、ケアプランお願いしたり、6月からは実家での介護と全く余裕がなかった。言い訳ですm(__)m

 

やっと9月一般質問、決算審査、会派要望書、議会だより終え、ホット一息。

 

 

解散総選挙 

 
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。。。なわけにはいかず💧解散で話し合い、会議と既に準備に入りました。

 

憲法を守る、言論の自由を守る、生活を守る、大事な戦いです!

 

安倍政権の政策で、派遣で働くしかない人が増えて、給与が少なく不安定で、親の貧困が増えて子供たちの貧困は6人に1人。介護保険も要支援1、2が外され、年収280万円以上の人は介護保険利用料1割負担が2割負担と改悪されてます。

ホームヘルパーさんも60分が基本だったのに45分になり、母の介護でその影響をもろに受けて、介護に通うことになりました。

 

介護保険事業者も介護報酬の改悪で、経営が悪化して廃業を考えている所もあります。そのため日光市グループホーム募集しても応募者がありませんでした。

 

事故が多いオスプレイの訓練空域の日光市


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かたや軍事費は毎年度予算を増やしています。問題はオスプレイの購入費。アメリカでも大きな死亡事故を起こし、日本国内でも既に事故を起こしてます。日光市オスプレイの訓練空域になってます。

 

国防総省は2015年、垂直離着陸機V22Bオスプレイ17機と関連装備を日本に売却する方針を決め、米議会に通知しました。

 

 同省の国防安全保障協力局(DSCA)によると、価格は推定で総計30億ドル(約3600億円)。2015年度の社会保障予算削減分3900億円に匹敵する金額です。

 日本政府はオスプレイの購入価格として1機あたり100億円程度を想定しており、15年度軍事費に計上した購入経費も5機分で516億円でした。しかし、米側の提示した価格は1機あたり約212億円で、想定の2倍以上です。

 

驚くなかれ日本は戦後、地雷も買ってました。どこに撒くつもりだったのでしょう?

 

「対人地雷廃絶条約」

1997年12月、たくさんの国の政府の代表がカナダのオタワに集まって、国と国との約束で「条約」を作り上げ、「この条約に参加して、対人地雷をもう二度と作らないように、使わないようにしよう。」と世界中の国に呼びかけました。 この条約は、「対人地雷廃絶条約」「対人地雷全面禁止条約」などと呼ばれています。 現在91カ国が批准し、地雷の生産を止め、持っている対人地雷を処分したり、埋めてある地雷を取り除いたりしています。 私たちの国日本は、45番目にこの条約に加入しました。自衛隊の持っている100万個の対人地雷も、むこう4年間のうちに破棄処理することが、条約によって義務付けられています。

  

100万個誰の指示で買ったのでしょう?いくらでしょうか?どこへ捨てたのでしょう?

 

このような事は殆ど報道されません。憲法を学ぶ過程で様々な事を知りました。皆さまはこどもたちへの投資と問題のある軍事費への投資、どちらを選ぶのでしょうか?

 

国政が市政を決める

 

市議となり現場を歩き、悲痛な声を聞き、国民を苦しめる政策を取る現政権を支持出来ないと思うようになりました。

 

支持できない、なら支持出来る所を見つけなければ政治家として責務を果たせないと考えました。市政だけ考えても、国政の影響を強く受けます。そこで民進党の綱領をよーくみて、ここだ!

社会保障を真剣に考えてます。

 

崖ぷちだけど


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民進党の党首選挙も東京まで行き、目の前で(最前列)前原さん枝野さんの政策聞きました。聞き惚れました。

 

民進党綱領

2016年03月27日

 我が党は、「自由」「共生」「未来への責任」を結党の理念とする。
 私たちは、「公正・公平・透明なルールのもと、多様な価値観や生き方、人権が尊重される自由な社会」「誰もが排除されることなく共に支え、支えられる共生社会」「未来を生きる次世代への責任を果たす社会」を実現する。

 

前原さんはお父様を自死で亡くされ、母子家庭で育った苦労人です。荒波を乗り越えて行く力のある人です。

未熟な所もある党です。しかし安倍政権より絶対良い!

 

これから市民団体の方々と共に戦って行きます。

うーーーまたこのblogアップがままならないかも(;_;)

 

 

 

先見過ぎた(^_^;)

NPOハートネット


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以前10年程引きこもりの方の支援していました。NPOハートネットという団体立ち上げて活動してました。以下の講座はその時に主催したものです。

ハートネットは残念ながら閉じてしまいました。理由は、引きこもりの方の支援は当時どこからも財政的な支援が得られず、親御さんからお金を頂くしかなく、運営が難しかったのです。

 

200万円の助成金

 

これらの講座は栃木県社会福祉協議会の推薦をうけ、受託出来た助成金で実施できました。

引きこもりの方の支援は大変難しいものがあります。引きこもりの方が引きこもる理由には様々なものがあり、一人一人に支援が異なります。

子どもの頃の病気、発達障がい、親の虐待、優秀なお子さんの挫折等。不登校からの引きこもりの方も多く、高校に行ってない人もざらで就職にも限りが出てきます。

8年間外に出られなかった若者の支援もさせて頂きました。彼は今では立派に働いています。

 

議員になったから見えた数字

 

毎年中学卒業後高校進学も就職もしないお子さんが数名います。

議員になってその数字を知ることが出来ました。議員になったら引きこもりの方の支援体制整えたいと思って来ました。

その子達の支援は中学卒業でなくなります。誰からもその存在を知られることなく、青春時代を自宅にこもる若者。親御さんの思いはいかばかりでしょう。

 

引きこもり相談センター「かがやき」

0288-25-5508

そのためにNPOで出来なかった引きこもりの方の支援、是非日光市自体で実施して欲しいと、一般質問繰り返し、昨年念願の引きこもり相談センターが出来ました。

その影には教育委員会の皆さまが訴えに耳を貸してくださり、市長の尽力で予算化がなされました。県内市町村では、始めての事業です。

 

毎日新聞抜擢 2016年7月

 

日光市は、ひきこもりに悩む市民の支援に向けて「市ひきこもり対策センター」を開設した。本人や家族への総合的な相談窓口として、社会復帰や自立をサポートする。

 
 市が2年前に民生委員らを通じて実施した調査によると、ひきこもり状態の市民は約160人と推定される。なかでも10〜30代は76人で、若年層が半数近くを占めていた。このため、市は若年層への対処が必要として、市独自の対策センター設置に乗り出した。

 対策センターは同市今市のコミュニティーカフェを改修する。運営は市内を中心に活動し、カウンセラーの経験があるNPO「おおきな木」に業務委託する。ひきこもりに悩む本人や家族の来所や電話での相談に応じるほか、訪問相談にも応じる。来所や訪問には事前の問い合わせが必要。

 開設は火曜から土曜日の午前9時〜午後5時。問い合わせは同センター(電話0288・25・5508)

 

NPOおおきな木さん


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中間支援団体のNPOです。市民活動支援センターと在宅介護オアシス支援事業も受託されています。

現在かがやきさん奮闘されています。

私にも引きこもりの方の相談があり、かがやきさんを紹介しています。

しかし当時の私と同じく、支援に大変苦労されています。私も何か力になれないかと、時折訪問させて頂いてます。

 

当時開催しても、引きこもりの方の支援はそれほど注目を浴びず、参加者が少なくてもったいなかった。今再びこのような企画が必要とされいます。誰かやってくれないでしょうかね。

 

NPOスチューデント・サポート・フェイスさん視察


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ハートネットで当時、上記団体の代表の谷口仁史さんにも講演頂きました。そのご縁で、引きこもりの方の支援に不登校支援は重要なので、今年の教育建設水道常任委員会の視察先にさせて頂きました。

同行した同僚議員は凄さに驚き、いつもは質問を熱心にされるのにこのときばかりは、「そうは言っても救えない子どももいるでしょう?」とだけ。

「そういう事はしません。」と谷口さんはきっぱり。

 

あれから10年以上、谷口さんの団体はとんでもない、めっちゃ凄い団体になっていました。7000人の子ども・若者を社会復帰させてました。詳しくはwebで(^_^;)

もうすぐ日光市議会の常任委員会の視察報告がアップされます。

 

(宣伝かよって?宣伝です!新聞で取り上げて貰えない事は自力で宣伝!拡散希望・・・嘘ですよ(-o-;)疲れてるのでちょっとふざけてみました)

 

 

2008-01-29 
ユースコーディネーター養成講座は若者支援の活動をしている方、これからしたいと考えている方のための講座です。


日時:2月10日
テーマ: 「みんなの力で若者の未来を広げよう」
内容: 「自立支援展望~海外事例から市町村事例まで」
講師:宮本みち子氏 (放送大学教授・内閣府ニート対策座長)
「負の連鎖を切る!生活保護家庭への就労支援」
講師:工藤定次氏(NPO法人青少年自立援助センター理事長」
「パネルディスカッション」
宮本みち子氏、工藤定次氏、ハートネット卒業生
阿部和子(NPO法人ハートネット理事長)
会場:宇都宮市 「とちぎ健康の森」
参加費:500円

 

日時:2月16日
テーマ:「不登校、ひきこもり、ニート基礎理解~若者のタイプや必要としている支援を見分けるコツと は?~」
講師:古賀和香子氏 (NPO法人「育て上げ」ネット)
宮城太一氏(たちかわ若者サポートステーション)

 

テーマ:「つながって支える~自立をかなえる道筋に必要なものとは?~」
講師:石井正宏氏 (NPO青少年自立援助センター

 

テーマ:「発達障害者就労支援について」
講師:梅永雄二氏 (宇都宮大学教授)

会場:日光市日光総合会館
この日の夜は、日光霧降校にて交流会・宿泊を行ないます。
受講料:3,000円
交流会費:2,000円 希望者のみ
宿泊費:3,000円 希望者のみ
申込:事前申込 NPO法人ハートネット

 
日時:2月17日
テーマ:「子ども達が私の先生」
講師:安達俊子氏 (青少年自立支援センター「ビバの会」運営委員長)安達先生はヤンキー先生と言われた、現在衆議院議員義家弘之さんの恩師。
 
テーマ:パネルディスカッション
「若者はどこで大人になるか」
講師:安達俊子氏、阿部和子氏、安達尚男氏(若者自立塾ビバ塾長)、小峰克夫氏(栃木県労政課課長)

 

テーマ:「保護者の皆様へ~わかってやること、待ってやること、あきらめないこと ~」
講師:秋田敦子氏(NPO法人わたげの会)

 

テーマ:「精神的サポートを必要とする若者の支援について」
講師:斉藤学氏(精神科医、家族機能研究所代表)

会場:日光市日光総合会館
参加費:無料


 
 

涙が!とちぎ女性会議


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9月9日とちぎ女性会議に参加してきました。勇気と感動をもらい、素敵な女性と繋がれた1日でした。

恒例の6時30分にラジオ体操に参加後、那須町へ。秋晴れのすみわたる空に、雄大な山並みが映る、素敵な那須高原ビジターセンターで開かれました。

 

男性の仕事につく女性


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10時30分から実行委員長の吉田さんの挨拶、那須町長の高久さんの挨拶がありました。

午前中は4人の女性と1人の男性の発表。

今回4人の女性は、男性の仕事と思われる仕事についています。

2人の女性は家業を継いだお話でした。お一人は農業。お一人は日光市在住の沼尾綾乃さんで、タクシー会社をお父様から引き継ぎました。

 

置かれた所で咲きなさい


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農業を継いだ女性は「女一人でも出来る」との亡き父の言葉を頼りに子を3人連れて帰郷。周りの優しさに助けられて続けたが、子育て、家事、仕事をするのは大変。その時に夫に家事参加の話をして協力を得られ乗り切れた。

沼尾さんは高齢の男性社員が多い職場で苦労された。大変な社長業の中で夫が倒れ、最後に話したときは笑顔でなかったと後悔。幸い夫は病から復帰され家業を手伝ってくれるようになったそうです。人はいつ何があるかわからない。いつ最後になっても後悔しないようにと笑顔を心がけてきたそうです。

社長業に現在は民生委員もされ、激務なのにいつも可愛い笑顔

でおられ、凄いなと思っていましたが、切なる思いがあったのですね。社長業に介護も大変な事でしたね。

もうお一人は営業職。それも出産し復職したばかり。お子さんが体調悪く看病でボロボロ。整体受けてやっと復活。こんなに仕事と育児が大変だと思わなかった。それでも営業職で頑張って行きたいと。母から手を抜いてとほどほどと言われるが、どうすれば手を抜くのかがわからない。成る程👀

 

我が身と重なる

 

もうお一人の女性のお話に、泣いてしまいました。裂傷症で生まれつき指が1つない彼女。いじめられ手を隠した事もあった。中学生の時にそれではいけないと自分を変えた。結婚し2児をもうけ、次女さんが裂傷症で産まれ、偏見にあいシングルマザーに。

私の子どもたちも大病になり、偏見に苦しみました。夫の理解も同じく得られず、彼女の苦しみが良くわかり、当時を想いだし泣けてきて。

 

子育てしながら、難しい資格をとり自営業に。子どもに淋しい思いをさせてないかと自分を責めてしまう彼女に、エールを送りたくてマイクを握りました。

 

自分の体験、病を乗り越え長女は結婚。式で私の子どもに産まれて良かったと言って貰えたこと、頑張り屋の彼女の未来にそういう事があると伝えたかったのです。

 

議員の責務

 

そうして議員である自分たちに出来る事を聞きました。裂傷症という障害があることを知って欲しいと。その事で子どもが生きやすくなって欲しいと言われ、何が出来るか考えています。

裂傷症の絵本があると。それを学校に置くことなのか。。。

 

男性の挑戦


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 森林ノ牧場に転職した男性のお話でした。

森林ノ牧場はジャージ牛を森で自然放牧しています。牛舎はありますが、搾乳の時にしか使いません。ふだん、冬も夏も、夜でも牛たちは森の中で暮しているのです。

夏場は牧場に生えている草や木の葉を食べ、冬にはサイレージ(牧草をサイロなどで発酵させたもの)を与えますが、もちろん無農薬の牧草から作られた飼料です。

糞は森でするので掃除する必要もありません。森林の堆肥になったり、近くの農家が肥料に活用するなどしています。

。。。とういうのはネットから。とつとつとしてお話が苦手そうでした。が念願の仕事につけて牛が、那須町の自然が大好きな事は伝わりました!

 

昼食はお外で

 

広々としたお外でお弁当をさくら市の大河原さんと頂きました。

せんだってみつばちの講演会を開催された方です。今後の活動についてお伺いして、他の議員さんと連携出来ないか話しました。

議員活動のあれこれも。

にしても「凄い鯖弁当」の名前に惹かれ頼みましたが、めっちゃ美味しい❗

 

午後は女子トーク炸裂

 

午後は2人の女性と2人の男性のパネルディスカッション。

テーマは「人と比べない幸せ」

比べるのは成長の糧になる、自分は自分と4人ともどう聞いても答えられる。自分を生きてる、皆さん。私は比べられて駄目だしされ凹んでばかりの毎日。自分を捨てて議員らしさを追い求め、息苦しい毎日。自分の時間もない。

自分を見失ってた、そう気づかされました。

その後テーマについて等グループトークでした。7月に出産したばかりの進行役の方の軽妙な運びに、心が解きほぐされ、いっか、ここは那須町。知らない人ばかり。議員になる前の自分に戻ってみたくなった。

皆さんも日頃のウップン悩みが炸裂。少人数なのに話の出番が回って来ない人が出る出る。他の人の悩みに皆さん「あるある」ウンウン聞き入る。これも進行役の方の指示で人の話を聞いてくださいと。知らない人とだから盛り上がれた。

私も息苦しい思いを吐き出せ、「えーさっきと違う話ぷり。議員って大変」

以前は周りを気にせず(今も?(・・;))))、信じた道を一直線。悩みは少なかった私。良くも悪くもあった。自分を生きてた。

 

懇親会も最高


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めっちゃ美味しい。ここでも新しい出逢い。コンサルティングの仕事の世界が知れて、偶然森林ノ牧場のパートナーさんで、夫の転職を支える様子、知らない所で子育て、仕事の再開、様々にあるのだな、苦労を知らない人は少ないのだ、それをそれぞれに乗り越える女性の強さを感じました。

 

実行委員会の皆さまへの感謝

とちぎ女性会議は女性の生きざまを軽やかに訴える。男性の視点も、というより男性の男性的でない生き方の方の参加で、こういう人と結婚すれば良かったなーと思わせる男性の存在が良い案配。

そのようなバランス感覚溢れる人材が毎回登場します。人脈がひろい実行委員長の吉田さん始め、実行委員会の皆さまが素晴らしい。

私たちの時代は肩肘はって、男性と張り合い、家事育児を一身に担って、必死に努力。可愛くない生き方。未だに議員はそうかも知れません。

 

日本女性会議

とちぎ女性会議は日本女性会議に、吉田さんが参加したことから始まりました。吉田さんは日光市でサロンドニッコーを経営し、日光市男女共同参画委員のメンバーでもあります。

各地のやりたい女性のてあげ方式で開催地が決まる日本女性会議。今年は苫小牧、来年は金沢。再来年は佐野市です。

このような女性へ勇気を与える素晴らしいとちぎ女性会議。日本女性会議となればより多くのかたへメッセージが届けられることでしょう。

日光市での開催への思いが強くなりました。

 

 

民進系女性議員はカッコイイ


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「2017年民進党女性議員ネットワーク会議

総会・研修会」開催

 

 9月3日から4日にかけて、都内にて「2017年民進党女性議員ネットワーク会議 総会・研修会」が開催されました。
 『民進党女性議員ネットワーク会議』は、党所属女性議員および地方自治体議員フォーラム参加者で構成され、総会・研修会には全国から約100名が参集。栃木県は平木ちさこ県議、山田みやこ県議、私の3名が参加しました。

 
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緩やかな集まり

 

私は民進党公認議員ではなく、地方自治体議員フォーラムに参加しています。フォーラムは連合推薦議員が参加しています。前回の選挙で公認と推薦、いずれも受けずに無所属で出ました。当選後連合の議員懇に参加しています。

民進党はこのような色々な立場の議員を受け止め、研修させてくれます。

 

国政の勉強は必須

 

国政の事がわからないと市議会議員は務まりません。介護保険も国政。介護保険は削られて、市民と介護保険事業者は苦しんでいます。マイナンバーも国政。国民の情報一元化に多大な予算が投じられましたが、国民に浸透せず、有効活用されてません。

放射能問題も国政で、まだ日光市は汚染状況重点調査区域に関わらず、子どもたちが住んでる住宅の除染がまだ済んでないのに打ち切られました。

前回早朝鳴ったJアラートも国政。日光市は鉄道も停まりました。このように国政が市政に降りてきて、私たちの暮らしに大きく影響を与えます。

そのためにいち早く国政の動向を知らないと、市政にどう影響を与えるのか、また重要な法案が可決しても5年後までにとかなると、いち早くする市町村と最終年度になって重い腰を上げる市町村とにわかれます。

最近で言うと「子育て世代包括支援センター」がそうです。産後うつ等で自殺や虐待してしまう人を救済するために、出産から育児まで切れ目のない支援を目指して、平成32年度までに各市町村に作るようにと政府は答申出してます。

結城市に視察に行くともうしっかり出来ていました。母子手帳は一人一人保健師さんから手渡しされ、育児に行き詰まった時に再び産科に入院出来ます。

日光市は来年30年度に開設となります。

 

阿部議員は先に行きすぎと

 

このように国政を勉強し、市に早期に開始して欲しいと一般質問で要望すると、いち早く皆さまにサービスが届くのです。

福祉関係では、部長から先に行きすぎてますと言われますが、視察で行くと実践してる所があり、市民にとって直ぐに欲しいサービスと思うことがしばしば。

党とかに所属してないと、機会も得にくく、すべて自力で勉強していてはお金も足りません。なにしろ議員向けは高額です。

そのようななかこのような機会が得られるのは、ありがたいです。それに地域で活躍している、元気な女性議員と知り合え、お互いの苦労が分かち合え、勇気を貰えました。

最近議員としてのいたらなさに、全く自信をなくしてたので、頑張っていこうと思いました。

 

素晴らしい女性議員

 

が私は4日議会のため3日だけ。

まずは司会の民進党女性議員の方の力強い進行に、圧倒されました。喋りがプロのアナウンサーなみ。

 初日は全体会から始まり、《2016年-2017年活動報告》および総会で提案する《2017年度重点政策と行動計画(案)》、《アピール(案)》、前原代表に宛てた《男女平等参画に関する要望書(案)》の内容について説明がありました。
 

女性は自信がなく立候補ためらう


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全体総会後に研修会が3つ実施され、『研修会1』では、『議会の男女均等はなぜ必要か~女性議員比率164位からのスタート~』と題し、三浦まり上智大学教授が講演。
 現在、日本の女性国会議員の割合は衆議院で9.3%と全世界の平均を大きく下回り、G7の中では最下位、193ヵ国中164位となっている。

三浦教授は「民主党政権時には11%に上がった。民進党が躍進すると女性議員が増える」と強調。しかし自治体議員の女性割合については、「自治体議員がとりわけ少なく増やす努力をしていない」と指摘。

女性は自信がなく、まずは口説いても直ぐに出ますと言ってもらえない。政治家になった後の家族のフォーローも男性ほど望めず不利との話に、「私の事だ」と深く納得。

先輩議員の大変さを間近でみて、絶対自分には無理と思って来ました。選挙2ヶ月前に立候補打診された時に、自信がなく夫に言うと「向いてない」とばっさり。

が反対されるとやる気が出る、悪い性格で「やってみせる」と逆境に燃えてしまう、痛い癖の持ち主のわたし。立候補してしまいました。勿論夫も目に見える応援なし。

ですから身につまされるお話でした。

女性議員を増やす手段として、地域や女性市民団体とのネットワークを強化し、その中から人材を発掘していくこと、児童や学生に対し、女性が政治にかかわる意義をアプローチしていくことなどを三浦さんは提案。現在民進党栃木県連は実践中。

また、「女性議員はロールモデルとなって次世代に伝えていくことも必要」と訴えた。

 

災害に女性の声を

 

 次の『研修会2』では、宗片恵美子イコールネット仙台代表理事が『災害に強い地域づくりをめざして~防災・減災に女性の力を活かす~』と題し講演。

震災時に女性が抱えていた困難を訴えた。その困難は避難所が男性リーダーだと理解して貰えない。避難所には女性リーダーも必要。特に毎食食事作りに駆り出され疲弊する女性がたくさんいたそうです。

宗片代表理事は、「目に見えるところでの復興は進んでいるが、真の意味での復興には疑問が多く、まだまだ進んでいない」と言及。

「防災・災害復興対策を進めていく上で、意思決定の場における女性の参画を積極的に行い、女性の持つ専門的知識やネットワークおよび地域レベルで蓄積された知識や経験を活用させることが重要」と。

 

給食費未納は子どもたちのSOS

 

 『研修会3』では、『子どもの貧困と学校給食』と題し、鳫咲子跡見学園女子大学教授が講演。

この講演会は一番議会で取り上げたいテーマでした。

埼玉県北本市給食費の未納家庭の生徒に対し、給食停止を決めた事例を挙げ「学校や行政は懲罰的な対応ではなく、滞納は福祉による支援が必要なシグナルと捉えるべき」と忠告。

また、生活に困窮し家賃を滞納、公営住宅から強制退去させられた当日に中学2年の一人娘を絞殺した母親の事件にも触れ、「生活困窮者は生活保護制度を知らないか利用している人が少ない。行政間での情報共有により支援対象者を把握し、適切な情報提供と積極的なアウトリーチが必要」と説明した。

子どもたちの貧困は見えずらいと言われていますが、こうやって給食費未納から貧困はキャッチ出来る、それをどう困窮者対策と結んでいくか。鳫さんはスクールカウンセラーではなく、養護教諭を増やして欲しい、学童保育の夏休みに給食を出して欲しいと。良い政策を頂きました。

鳫さんのお話は、給食費未納の数十人といういっぱひとからげの数字でなく、その一人一人に子どもたちのそれぞれのSOSがある

、そこを掴んで救済して欲しい、そここそ大事とのハートふるなメッセージに心打たれました。そこが私たち議員の出番との背中を押されました。とっても素敵な先生でした!

 

懇親会はイイ


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講演会の後は抽選で席を決めて懇親会。抽選だと新しい人とも出会えるとの配慮。お陰で関西からきた県議さんと知り合いました。議会の話で盛り上がったり、子育てしながらの苦労など女性議員ならでは。

民進君も参加。

 

2日目は民進党栃木県連からの抜粋です。

『研修会4』では、『原子力発電とエネルギー~コスト問題を中心に~』と題し、大島堅一龍谷大学教授が電力自由化および原発事故費用の負担問題について講演。大島教授は「実績値でみるとkwhあたりの原発コストは、火力・水力と比べて高い。また福島原発事故費用(損害賠償費用、原状回復費用、事故収束廃止費用、行政による事故対応費用)は23兆円を超えている」と自身の検証を報告した。

 

  その後、『研修会5』では、『教育』、『ひとり親家庭支援』、『障がい者の権利』、『保育士確保』、『国保財政と地方医療』、『温暖化対策と再生可能エネルギー』の5つの分科会に分かれ、国会議員と政策について意見交換を行った。

 

  総会では、代表選挙後、前原誠司代表が初めての党務としてあいさつに立ち「党が掲げている女性議員倍増の方針は、新執行部においてもしっかり引き継いで進めていく」と表明。また、「日本は先進国の中でも女性議員が少ない。これを必ず解消していく。その先頭に立つのが民進党だ」と意気込んだ。
 そして、《2017年度重点政策と行動計画》、《アピール》が提案され、拍手で採択。その後、《男女平等参画に関する要望書》をブロック世話人から前原代表へ手渡した。
要望書を受け取った前原代表は「皆さまからのご要望を真摯に受け止め、努力だけでなく、結果を残せるよう取り組んでいく」と述べた。

 

  閉会のあいさつに立った男女共同参画推進本部長の神本美恵子参院議員は、両性のバランスがとれた新体制の構築を前原代表に求めた。また、女性議員を増やす取り組みとして、地方組織の役員を男女均等にするよう都道府県連に数値目標を定めていくことを参加者に呼びかけた。そして、「統一地方選挙に向けて、候補者擁立や当選に向けて、本部としても全力でサポートしていく」と締めくくった。

 

こどもの生きる力を信じる、それが親の役目


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子どもの学びと未来の語り合い

· 主催者: デモクラティック・スクールつながるひろば

2017年8月20日 13:30 - 16:30
場所         南原地区コミュニティーセンター
参加費 1000円

ゲスト 蓑田 雅之さん(サドベリースクール:東京)

                七田 由利さん(ホームスクーリング:日光市

                 福田 奈奈さん(フレネ教育:日光市

 

最初に参加者の自己紹介で思いの分かち合いから始まりました。ゲストの皆さん各自が経験された子育て、教育実践について、お話し頂き、参加者からの質問を受け付けながら交流しました。

遠くは、松戸市熱海市から計26名(うち子ども4名)参加。

サドベリースクールとは、その子の関心を引き伸ばし、自治する力を育む教育です。http://democratic-school.net/

ホームスクーリングとは、家庭をベースに、その子ならではの学び育ちができる教育です。

フレネ教育とは、子どもの生活、興味、自由な表現から出発し、印刷機や様々な道具、手仕事を導入して芸術的表現、知的学習、個別教育、協同学習、協同的人格の育成を図る教育です。

 

こどもの可能性を信じる


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物凄く良かったです。こどもの「生きる力」の土台が作られる時の、関わり方について深く学べました。

学校に行かなくても問題ないとの親の心構えから、過疎で高校から遠方に行かざるおえないこどもとの生活からホームスクールを選んだこと、小学校の先生から自由な表現が出来る環境作りの実践報告など、様々な立場でのお話に、これはお子さんが小さいときの親御さんに聞いて欲しいと思いました。

 

サドベリースクールとは


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箕田さんはお子さんが不登校になった時にサドベリースクールに出逢い、通わせた事でかわったのは自分自身だと。大事なのは、こどもは学校に行かなくても大丈夫。親はこどもの「生きる力」を信じること。柔らかな話し方で勇気づけられ、学ぶ動機つけが出来れば、人は学ぶと言う、教育の原点のお話満載でした。

そういう気づきをくれたサドベリースクール、箕田さんがたくさんお話してくれました。ビデオに録ってあります。

要点を書きたいのですが、今頭が良く働いていずまとまりません😓なので箕田さんのお子さんが通った東京のスクールから転載させて頂きました。スミマセンm(__)m

 

東京サドベリースクールはアメリカのマサチューセッツ州フラミンガムの私立校サドベリー・バレー・スクール(1968年設立)をモデルにして、2009年4月に開校した新しいタイプの学校です。
 
東京サドベリースクールには授業がありません。
テストもないし、人から指示を受けることもありません。
クラスも学年もチャイムもありません。
誰かの用意した選択肢の中から選ぶのではなく、まったくゼロベースの中から、自分の好奇心を追及しつくしたり、自分たちに必要なシステムを、自分たちで作り上げたりしています。
つまり生徒たちは、自分でやりたいことや必要なことを見つけ出し、それを好きなペース、好きな方法、好きな人たちと共に活動しているのです。
 
私たちは「人は本当にやりたい、必要だと感じたときに一番よく学ぶ」という考え方を大切にしています。
スタッフと呼ばれる大人は、生徒たちのあるがままを信頼し、彼・彼女らが大好きなことを見つけ、知りたい欲求を追求できるように環境を整え、見守ります。
このように大人の一方的な評価や期待がない環境のなかでこそ、生徒たちは、安心して自分の好奇心をとことん追求し、自らのやり方で学び、自分が大好きなことは何かを知ることができると考えています。
 
この学校では、生徒もスタッフも対等であり、お互いを尊重しています。
ミーティングと呼ばれる話し合いにおいても、学校のルール作りや学校運営、スタッフの人選を含むあらゆることに対して、生徒もスタッフも全員が自分の意見を言い、平等に一票の権利を行使することができます。
生徒たちには「自分のやることを自分で決める自由」があり、「学校を自分たちでつくっていく権利」が与えられているのです。
それらを経験することで、生徒たちは、「自分が何をしたくてしたくないのかをじっくり感じる心」「他人から与えられなくても自ら活動を生み出す自発性」「全てを話し合いで平和的に決めていけるコミュニケーション力」といったことを、体験を通じて学んでいきます。
 
このような体験を積み重ねることによって、生徒たちが、自分自身が幸せだと感じる人生を選ぶことができる大人へと成長していくと、私たちは考えています。
 

理念

・あるがままの自分を信頼し選択することで自分の人生を生きる

・自由と社会性の調和

 

サドベリースクールで育つと

今回の企画時に、サドベリースクールで育つとどのような人になるのか、スッゴく興味があって、箕田さんのお子さんに是非会いたいとお伝えしました。現在15才になるお子さんは色々とやりたい事があって忙しく来れないと。

そこも凄いなー。政治にも興味が出て、各地を歩いてるとのこと。自分の目でみて確かめる、そういう基本が大事。15才でそこへ到達してる、サドベリースクールの教育に益々興味が出ました。全国に10数ヵ所しかない。栃木県にはまだありません。

 

箕田さんのFBから

今日は日光市で開かれたお話し会に参加してきました。私からはサドベリー教育の話をさせていただきました。他に公立小学校でフレネ教育を取り入れた授業を行っている教員の方や、自給自足の生活をしながら子どもをホームスクーリングで育てたお母さんのお話がありました。

 驚いたのは、ホームスクーリングをやられている家のお嬢さんが、うちの息子と、ある団体で一緒に活動していたこと。まさに奇遇としか思えない偶然の出会いにびっくりしました。こういうのを「縁」っていうのでしょうね。公教育の制約の中でフレネ教育を実践されている先生の話も、とても素敵でした。

 参加された方はみな熱心に話しを聞いてくださり、最後のフリートークも、時間を忘れてしまうくらい盛り上がりました。10月8日には、同じ「デモクラティック・スクールつながるひろば」の主催で、小さな天才の育て方の著者である「よっぴー&まりんちゃん」のトークライブがあるそうです。めちゃくちゃ楽しいお話になると思いますので、よかったら参加してみてください。


 ホームスクリーングとは
 
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ゲストは以前から自宅にお邪魔して、こどもたちにも会ってる、七田由利さん。が今回お話聞いて、もっと早くに聞きたかったと思いました。

由利さんは小学校時代から家族ぐるみで学校に懐疑的だったこと、不登校ぎみでも家族の理解があった。それでも大学には入り、バブルでいい思いもしたが、バブルがはじけて挫折を味わい、うつ気味に。そこでわいた働き方への疑問。働き方変えたいと日光市の三依へ引っ越。お金に振り回されない生活をしたいと自給自足の生活を始めました。

そこで体験した深刻な過疎の現実。

過疎のために高校が通える地域になく、高校に通うために家を離れるこどもたち。離れた場所に住まわせるために、教育費が普通よりかかり、馬車馬のように働くか、母親とこどもが高校のあるとこまで引っ越し、家族がバラバラになるか、、、

由利さんは教育のために家族がバラバラになるのはおかしい。

家族が笑って暮らせるのは、教育も自分でやるのが良いとホームスクリーングを選んだ。

けれど人は人の中で育つ。こどもたちは学校とういう集団が必要だとも思う。必要な部分いけばいいと。

議員としてわかっているようで、真に理解してなかった問題を提示され、駄目だな自分と深く反省させられる内容でした。

 

 

ホームスクリーングで育ったこどもは

由利さんはそのような思いから、高校に行く必要がないしお金もない、とキッパリこどもに言ったそうです。「オヤハラ」で強制ですよと笑ってましたが、そう思うのは当然だと思いました。

こどもに生きてく上で大事なのは「食える」こと。そのために自給自足の暮らしをこどもたちと共にしてきました。その暮らしぶりは有名で、テレビ局にも取り上げられ、この日も多様な学びの特集を組みたい、その一環で七田家の報告があると聞いたからとテレビ局の方が静岡県から見えてました。

鶏を飼って最後は絞めて戴く事を、こどもたちもします。それが「食える」。今では誰かがやってくれ、命を戴く事を忘れがちですが、七田家にはあります。何度か遊びに行きました。

七田パパにはアースディ日光にも参加して、講演して頂きました。

がいかんせん人が居なくて寂しくなり、ウーハーさんを受け入れたと。外国人がいつも来てましたね。

お子さんは4人。長男さんをまたぎ(狩猟を主な生計)にしたかったそうですが、今はIT関係の仕事についます。自立し、すでに人に使われるのではなく、自分で仕事は作るものと長男さん。若干20ですよ、到達点が早い。

海外留学も長男さん自力で獲得。18000人の応募でただ1人に選ばれアメリカへ。

長女は中学卒業後様々悩んだ末に、東京の弁護士さんの元で研鑽中。自分の道を歩みはじめた所だそうです。

二人のお子さん、知的で、理性的、深淵な文章が書け、お二人とも既に政治活動にも興味を持ち行動し才気溢れてます。七田家の教育のあり方が大きいと感じます。いい意味で親の顔がみたいと思わせるお二人です。

 

フレネとは

 

フレネとは、人の名前である。
フレネがニースの師範学校で最終学年を過ごしていたとき、第一次世界大戦が勃発した。彼は、卒業を待たずに代用教員になり、そして戦場へと送られ、そこで毒ガスでしたたかに肺を侵され、70%肺切除の障害者となった。
彼は、自分が経験した退屈な学校生活と、悲惨な戦争への批判を胸に秘めて最初の赴任地バル・スール・ルー小学校に向かった。新しい教育を求めて、「解放された学校」グループに加わり、ドイツやロシアの学校を訪ね、スイスの新教育国際会議などにも参加する模索の道程が始まった。

大声を出せないというハンディキャップを持ったフレネは、伝達本位の教育ではなく、こどもの生活、かれらの表現そのものを学習の中心にすえることに活路を見いだした。こどもが書く自由作文を手がかりにそれぞれの研究へというコースである。そのために印刷機が導入され、プリントを交換する学校間通信が始まった。こどもたちが教科書に頼ることなく自分の力で研究を進めていくためには参考資料が必要だ。そこから、資料カードや小冊子が整えられることになり、学級文庫 Bibliotheque de travail が誕生した。

こどもたちは自由研究だけでなく、計算や文法のシステマティックな習得もしなければいけない。しかしそれは画一的に強制されるのではなく、個々のこどもが自分のレベルに合わせて自分のリズムで学習し、自分自身で誤りを訂正できることが望ましいとフレネは考え、プログラム化された自己訂正式自習カードが作成された。ここから、自分でつくる学習計画表が生まれた。
自らのイニシアティブで学習を進めるこどもたちは、その学習が行われる場=クラスの自治を確保しなければならないということで、学級協議会が組織されるようになった。教育における民主主義がこのようにして形成された。

 

小学校でのフレネの実際

日光市の小学校で、フレネの教育を実践されている福田奈奈さん。今の小学校は一人の教員とこどもたちが向き合っている形ですが、福田さんはロの字形にして、こどもたちがお互いに見えて刺激しあえる学習形態を取ってます。

文章を書くのは、自分の考えを伝えるため。当たり前な事ですが、それを教育過程で私たちは教わった記憶がない。そこをきちんと教えている福田さん。

そのためにプリンターも教室に備え、パソコンもあり、自分で入力出来るこどもは自力で印刷まで。

表現はしたい子がすれば良くて、全員の絵や習字を貼ることはしませんと。嫌いな苦手なものを貼られるこどもはかわいそうと。全くそうだ、けれどありがちな風景にもの申し実践する事、そういう変革を嫌う学校では摩擦もあったと。しかし福田さんから戦う姿はイメージ出来ず、実に爽やか。こんなこどもの自主性を重んじる先生が現役でいらっしゃることに感動しました。

 

主催は宇賀神さん

栃木市でサドベリースクール開催を目指してます。

宇賀神さんのFBから以下抜粋

 

幼児をもつ親の方、子どもの学校での様子が気になる親、子育てがひと段落した方、孫との関わりのある方、ひきこもり、特別支援を要する子に関わる方、公立学校の教員、議員の方など、様々な方が参加しました。

主な感想
・3人に共通しているのは、子どもの持つ力を信じて、見守ること。
・どの教育も楽しく子どもが自分らしさを出せる。「生きる力」を求めてきたが、ここに感じた。
・有意義な時間だった。たのしかった。

フリートークの時間には、サークルになって、わいわい話も盛り上りました。

 

宇賀神さんは親子で参加出来るように、ブロック等の遊び道具を用意してくれてます。今回の企画も講師の手配も全てしてくれました。私は場所の手配と、告知の案内を2万枚新聞折り込みに入れました。

3日前は3人しか申し込みがなく、焦りました。母の介護と葬儀で市内の関係機関回れず、このような素晴らしい企画を充分に告知出来ず、大変申し訳なかったです。

が予想を超えた多くの方のご参加で、活気ある素晴らしい会となりました。

今後も続けたい!どなたか一緒にやってくれませんか?

 

 

最期は自宅で


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入院で安心は得られない

母は6月5日に退院しました。

気丈な母は優等生でリハビリに励み、徐々に歩けるようになりました。が入院生活で被害妄想が出て、退院したいとしきりに訴えるように。お見舞いに行くと、病室の人が苛めると病室で訴える。耳が遠いので大声で言ってるのがわかってない。同室の方に申し訳ない。肩身が狭い。

きっと聞こえない事でやり取りがうまくいかず、トラブってる。私ともしょっちゅうトラブってるので、母の被害妄想に違いない。3年前ほどから物盗られ妄想もあって、嫌な思いさせられて来た。更に悪化、もうやだな。

 

食べられない

食事も食べない事が気になってました。胸焼けがあると、入院前に胃カメラ予定でした。その事を話すと看護師さんから退院したら受けてくださいと。

入院中なのに。。。胃カメラ受けたいとお願いしてやって頂きました。結果逆流性食道炎。退院間際は母はご飯が殆ど食べられなくなってました。私は看護師。逆流性食道炎だけで、これほど食べられなくなるのはおかしい。入院2ヶ月で体重が10kg以上落ちています。

お見舞いの度に食事量聞いてますが、「大丈夫です。食べられてますよ」母の食べられないの話と食い違います。看護師根性が出て、食事量記載見せて頂きました。出された3分の1も食べられてない、問題ないとの認識に問題を感じました。

リハビリ病棟に移った際の医師の言葉が甦ります。

 

素晴らしいインフォームドコンセントだった

「入院は1ヶ月です。リハビリ病棟は3ヶ月まで入院出来ますが、それは出来るとの話で、安達さんの場合は1ヶ月です。肺炎など問題が起きた時の対処はしますが、それ以外の積極的な治療はしません。皆さま高齢ですから。治療が必要な時はしますがいちいち連絡はしません。来たときにお話するので、聞いてください。」

転科時の医師の合理的な説明に納得したんですが、この医師の言葉のもつ問題を後々知ることに。。。

 

高齢者の入院のリスク

高齢者の入院は、環境がかわったことで、ストレスが大きく、認知症が進む場合もあり弊害が大きい。その事は有料老人ホーム等の勤務経験からもわかってました。入院してから医師にその事を幾度となく言われ、それが出てる母。入院は長引かせてはいけない。。。でも歩けない状態で一人暮らしは無理。

1ヶ月で退院。期日が迫る。母がどこで暮らすか早急に決めないと。私の所に来ることを頑なに拒む母。施設も絶体嫌。家に帰してと懇願され、私のストレスもマックスに。

 

介護疲れ

入院させていても全く気が休まらない。病院まで往復3時間。堪える。一人っ子で他に頼める人もいない。

歩けるようにはなった母。本当にリハビリ病棟に入れて頂き感謝です。が食事を食べない、愚痴だらけの母、今後の事。。。

来年は選挙を控え、しなければならないことが山のよう。

 

決断

母の退院が6月5日に決定しました。

もう家に帰って一人暮らしを続けて貰うことにしました。

入院が2ヶ月に渡り、家に帰りたい母の強い気持ちが良くわかったこと。母は施設などの集団生活は、性格からも無理、それは我が家に呼び寄せても同じように無理でした。

国も在宅で最期をと推進しています。私も看護師の経験、議員としての思いからも実現させたい。自分が無理なのに人様に勧められない!

往診してくれる医師もいます。そこは小山市で長年往診をしている有名な太田医師の、系列の所です。ケアマネさんもそこに在籍している方をお願いしました。

 

。。。今母はいつ逝ってもおかしくない状況です。悲しくてたまりません。大事な母を喪ってしまう心労で、FB更新もままならず、母の介護ブログも更新出来ずにいました。ですがこの体験は議員として多くの学びがあります。多くの方の参考にもなると思っています。おりをみて書いていきます。

 

  医療と介護の連携の難しさ、ここを埋めていく政策が、親を看取る全ての人に優しくあって欲しい。それをしていくのが議員としてのつとめ、そう思いながら、僅かに残された母との時間を過ごしています。

 


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実家に行く道すがら、宇都宮の花火見られました。

よい息抜きに。素晴らしい花火。ありがとう❤

 

市議会議員の役割



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  市議になり4年目

  やるせない時がしばしば訪れます。病気や障がいで大変な目にあってるのに、どうして助けられる事がないんだろう。自分の力だけではどうにも出来ず無力感に襲われる。

  市民活動を経て市議になった今、そういう事態に頻繁に出合う。

 

当事者の方の声を市政に


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  毎月若年性認知症認知症家族の会、栃木県精神保健福祉会(やしお会)が行われています。出来るだけ参加するようにしています。

  若年性認知症認知症家族の会は夫が若年性認知症になり大変な苦労された方が会長をしています。介護保険が施行されて16年、しかし若年性認知症の方のケアは充分ではありません。若年性認知症の方専門の居場所や就労支援が欲しいと家族の会は要望されてます。

 

若年性認知症当事者の苦悩

  39歳でアルツハイマー認知症と診断された丹野智文さんの講演会を聞きに、那須塩原市に行ったことがあります。自分の意見を聞かれずに、まず家族に聞く医療従事者に悲しくなったこと、道を忘れて聞くと不審者扱いされる、働きたいが支援がない、高齢者の方のディサービスに行くとこの若さで認知症になった哀しみを痛感すると。涙が出ました。

  9月30日丹野さんが日光市に来ます。是非お話を聞いて下さい。

  市議として何とか若年性認知症の方の就労支援作りたいと思ってます。


親亡き後

  やしお会の家族の声も悲痛です。統合失調症等の病気により働く事も出来ない子どもたちを抱え、高齢になった親御さんは、自分が死んだら子どもたち(子どもたちは40・50台)は行き場がないと深刻な悩みがあります。 何とかしたいと平成27年3月一般質問で親亡き後の問題を取り上げました。障害者総合支援法が平成25年に施行されて、平成26年障がい者の方に相談支援専門員がつくことになりました。その専門員に親亡き後の問題を抱えている人の実態調査をしてくれと要望しました。

 

精神障がい者の方の深刻な現状


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  一般質問の調査で精神科病院にも伺った事があります。5年以上の入院の方が55名と深刻な実態を知りました。精神科病院で運営しているグループホームも見学させて頂きました。このグループホーム建設は病院の方々の熱き思いに、日光市も賛同し補助金を出しています。

  がグループホームは足りず、親御さんが立ち上げた「ふれ愛の森」さんがグループホーム建設にこの度立ち上がりました。

 

NPO「ふれ愛の森」さん


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  私が市民活動支援センター勤務時に設立支援をさせて頂いた所です。精神障がいの方の居場所を作るために代表の福田さん親子は日光市に引っ越して来られた。市の職員さんも設立準備会から参加してくださり、理事まで引き受けてくれる手厚い支援がありました。

   設立から12年、福田さんご夫妻は私財を投じてグループホーム建設を決意し、関係機関と協議を始めました。福田さんご夫妻には頭がさがると同時に個人の思い、負担でなく、市政としてもっと早くに取り組めなかったのか、市議としての力量の無さも感じました。

 

大沢地区に在宅介護オアシス支援事業オープン

  そこで若年性認知症の方、精神障がいの方、誰もが利用出来る居場所が欲しいと思いました。そうだ在宅介護オアシス支援事業ならどちらも更に子どもたちもいられる居場所。が現在は高齢者の方がメインの事業になっています。市に聞くと大沢地区にはまだ出来ていない募集中と。そこで募集中であることを皆さんに知らせ、高齢者ばかりでなく皆さんの居場所にしてほしいとも伝えました。

  昨年いくつかの団体の応募があったようで、市がNPOおおきな木さんに委託。大沢地区に「ちいさなき」さんをオープン。「ちいさなき」さんは高齢者ばかりでなく、障がいを持った方も利用されており、望んでいた在宅介護オアシス支援事業となってます。利用者募集中です。

 

発達障害のお子さんをもつ親御さんの悩み

  日光市では発達障害の子どもたちの支援は進んでいると思っていましたが、高校進学時に何の手当てもないとの親御さんの訴えに、教育委員会を訪れて伺いました。増える発達障がいの子どもたちの支援で2人の臨床心理士さんでは、高校進学の悩みにまで相談にのりきれない現実がありました。

  そこで障がい児の支援をしている母子通園ホーム「つばさ園」に行って来ました。ここも小さいお子さん対象で、高校までの支援が出来るにはなっていませんでした。

 

発達障害支援センターの必要性

  発達障がいの方の支援は早期診断、早期療養、教育、就労と一貫した生涯に渡る支援が必要です。日光市ではまだそこまでの支援がありません。市議として生涯に渡る支援が出来る発達障がい支援センター設立を目指しています。そのために栃木県自閉症協会に入会させて頂き、発達障がい関係の講演会を都内まで聞きに行って勉強中です。

  このようにまだまだ、悩み苦しんでいる方々がいます。一刻も早い支援が求められています。

 

市民の要望はいつ聞く?


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  日光市は前述したように、市民の要望に寄り添って来てくれました。が最近違って来た場面を目にするように成りました。

   市民活動支援センターの建て替えの時に、利用団体の方の意見が反映する場がない事に疑問を持ちました。今年の4月に市民活動支援センターは日光市歴史民俗資料館・二宮尊徳記念館の複合施設になりました。

  建て替えにあたり、利用者団体に説明会が当初ありませんでした。センター設立を市長に要望し、当初の改修工事時に関わりましたが、市長から「自分たちが使うのだから自分たちでレイアウトしたら」と市民団体にレイアウトを決めていいという驚きの提案がありました。しかし今回は設計も決まった段階で説明会。

 

市民の自己管理は駄目?

  またセンターは23時まで利用可能という画期的な所でした。そこが出来たのは、利用団体最後の人が施錠をするので、スタッフも居なくて済み経費削減になってました。が建て替えにあたり市民任せはおかしいと廃止され、施錠は委託先のスタッフになり、センターの人件費が年額660万円アップになりました。

  その議案が第96号「日光市民活動支援センター条例の制定について」でした。当初の市民団体の自己管理、利用者の意見が尊重される運営に戻して欲しいと議案に反対討論しました。

 

「市民参加条例」提案

 

  このようにセンターが設立した平成14年と、市の対応が明かに違っています。そこで6月には一般質問で、市民の市政参加の権利を強化するために「市民参加条例」を提案しました。

  が市は「まちづくり基本条例」で充分、必要ないと。。。

  これまでに市が説明してきた市民参加の方法は、市が、原案やテーマを示して、市民の皆さんの意見を求めるというものでした。

 

市民から直接提案出来る和光市


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   今回の和光市の「市民参加条例」その中に「市民政策提案手続」があります。皆さんの意見や考えを、皆さんの側から提案できるようになるものです。これは、18歳以上の市民の皆さんが10人以上で具体的な政策を提案し、市がその提案に対する考え方などを明らかにしていく手続です。提案された政策に対して、市は、総合的かつ多面的に検討を行い、検討結果やその理由を提案者に通知しなければなりません。提案できる政策の範囲は、基本的な計画の策定や、条例の制定・改廃、大規模施設の建設、市民生活に大きな影響がある制度の導入・改廃などのような、市全体にかかわるものになります。これこそ市民が主役になれる事を担保する条例です。諦めず、また導入に向けて頑張ります。